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結局、黒留袖に

2015-05-26 | きもの

に変更。新郎の母親に電話して相談、姑様は気にせずに、自分の立場としてふさわしい和服と言えば、やはり黒留袖という結論に至った。

黒留袖を自分で着るのもおかしいので、あの肥沃・・・じゃなかった比翼の扱いが難しいし、着付けをお願いする予定。

はい、これですね。これは仮絵羽状態。

これ作った時は我が人生で最大に体格のいい時代、身幅が余ると思うけど、そこはそれ、プロだから何とかなるでしょう。

今になれば、何ともな柄ですが、70、80になっても着られると思う。天の川みたいなのは描き匹田らしい。

こちらにしようかと迷ったんですよね。加賀友禅風のこちら、出来上がりで、五つ紋入れてもらって誂えの6分の1くらいのお値段。何でこちらにしなかったのだろう。あの時もすごく後悔したけど、もう注文した後だったから。

でもこれだと今着るには派手かもしれない。自分で選んだ着物、自分で責任取らずに誰が取る。

美容院に行くのも、会場で着るのも面倒。家に来てくれる人を、長男のときにお願いしたところへ頼む予定。やれやれ。


しかしまあ、色留袖って本当に着る機会が少ないんだと思う。五つ紋だと叙勲の時、皇居へ着て行ってもいいらしいけど、まったくそんな予定はないし。

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色留袖

2015-05-26 | きもの

着てみました。

なんとか着れました。ゆっくりで20分くらい。当日も落ち着いて、このくらいで着たいものです。

裾模様。加賀友禅風?

来歴 

着物

2012年2月、三男の結納用にネット上のリサイクルショップで買う。私的にはいい買い物だったと思うけど、値段の感じ方は人それぞれなので秘密。

2012年6月、三男の結婚式用にネット上の呉服店で、留袖と一緒に買って、仕立ててもらった。私的にはいい買い物だったと思うけど、値段の感じ方は人それぞれなので秘密。

帯揚げ

嫁入り支度の留袖セットより。親が買ったので値段不詳。帯締はシミがあったので、数年前に捨てた。絞りの帯揚が昭和らしいけど、全然古くなってないので今回使用。

親が持たせてくれた黒留袖、こちらでは夫の兄弟姉妹の時にも一度も着なかった。だってお姑様が洋服なのに、嫁の私が着れますか?

一回目は無地に近いピンクの小紋。三男が一歳と三か月、抱いていたらものすごく汚れた。

二回目は泣く泣く礼服一式に靴、アクセサリーと買い揃えてとても高くついた。マダム向けの洋服のレンタル、今はあるかもしれないけど、当時はなかったし。

親の買ってくれたもの、一つは身に付けられてよかった。

帯締め

名古屋の大須商店街のリサイクルショップで。米兵ではなくて別の店。昔ので短いけど、これでいく。ああ、また名古屋行きたいなあ。でも海外旅行でお金使ったので、しばらくは我慢、我慢。

扇子発見。上が礼装用、下はお茶席用。いざとなったら割りばしにマジックで黒く塗り、帯に挟んどこうかと思ったけど、出てきてよかった。


 

ついでに今着たい服

黒の麻のキュロットスカートは先月だったか、購入。

合うブラウス売ってないので手持ちのもので。木綿のレースのブラウス。洋裁学校の教材みたいな縫い方。前はスナップ留め。可愛すぎるけど、元は乙女、許してください。

近所のSCの中にあった古着屋で。千円くらいだったかな。その店、今はもうない。残念。

この恰好なら底が飴色のズック靴穿いて、自転車こいで、新任の先生の家に友達と遊びに行く。先生は大きなお屋敷の離れに下宿しているか、はたまた親の家に同居。だってまだ独身だから。二階の一室に通される。

着物着たきれいなお母さんがお茶持って来て、どうぞごゆっくりなんて言われる。友達と二人、緊張してもじもじして、窓には手摺りがついていて、そこまで行くとよく手入れされた庭、静かなお屋敷町、遠くにお城の天守閣が見える。

そう、舞台は絶対に地方の城下町。学校は旧制中学と旧制女学校が統合してできた県下で一番の進学校。そこへ通っていることが自分のプライドを支えている。成績はとても地味だったとしても、毎日楽しく過ごしている。

・・・・・と妄想炸裂。というか、途中からほぼ実体験と重なってますね。

いゃあ、レトロな服の持つ力侮りがたし。

木のバッグは15年くらい前に製作者の展示会で購入。シナの木を彫刻刀でくり抜いて作っている。留め具はイスノキ。

ものはあまり入らないけど、夜道で悪い人に襲われたら、バックで殴って逃げる。堅いバッグにも使い道はある。ときっぱり。

もう一つの籠バッグは中袋作ると使いやすいかも。軽いので夏はよく持ちます。

早く夏が来ないかな。海へも山へも行かないけど、夏は待ち遠しい。長く会えない誰かに再会できるような気がする。あの城下町で。


 

実家のビワ

実家の新ジャガイモと新タマネギ。籠は20年くらい前にもらってきた。


 

昨日のモチーフ。私が当番。

猫が受けました。九谷焼風の京焼の骨とう品。いつの時代か、輸出してたものらしい。

顔がキリットして可愛いでしょ。東京凡太・・・そりゃまた古いなあ・・・皆さん年配。だから話が通じる。

糸も。


更なる難問が。

重ね衿つけんといかんらしい。あわわ。黒留袖なら初めから比翼仕立てだけど。着物着るのがやっとなのに重ね衿つけて着崩れたらどうしよう。初めからチクチク縫いつけとけばいいのかな。

しかし、重ね衿なくて誰が困る?

つうか、伯母としては黒留でもいいらしいけど、姑様が洋服なので黒留袖は大袈裟?

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