昨年10月。香川県多度津付近で。
作者は40歳前後ったと思うけれど、割と読みやすい小説をたくさん書き、中にはベストセラーもある今人気の作家。以前「つるかめ助産院」を読んだことがある。さらっと読めて、まあまあ楽しめたかな。
新聞広告の惹句に魅かれて買ったエッセィ集。マンションがリフォーム中、夫と離れて古都鎌倉で家を借りて一人暮らし。その日々がつづられる。
いいなあ、古都での期間限定の一人暮らし。私はとっても憧れる。いつか実現できたらいいと思っている。
鎌倉は自然がたくさん残っていて、隣近所の付き合いもまだまだあり、暮らすような旅人、旅するような住人として生活をとても楽しんでいる、その楽しさがよかったと思う。
本題とは直接関係ないけど、ついに不妊治療をして、いい結果は出なかったけど、人生の見通しが立ったのでよかったとのこと。敷居は全然高くないそうで、歯医者さんのような軽いノリだったとか。
もしどうしようかと迷っている人がいたら、この本の内容は背中を押してくれると思う。