湯村温泉は兵庫県北部にあります。小さな温泉街ですが、30年以上前のテレビドラマ「夢千代日記」で一躍有名に。
いつか行きたいなと思いつつ、やっと念願叶いました。
R9を鳥取方面に行くと、大きな建物が見えてきました。それが今夜泊る井づつやさんです。
チェックインして、抹茶いただきながらロビーでしばしの休憩。
庭を取り囲むように建物があります。庭は出入り自由。
部屋から温泉街がよく見えます。小さな町のようです。
夕食まで、街を歩きます。
川を渡ります。
川は水量ほどほど。
泊っている部屋と展望浴場が見えます。
上へ行くほどいい部屋らしい。
スタンダードな部屋にスタンダードな食事です。そのほか、県からのお土産補助券が一人2千円分。二人で4千円。ありがたく使わせていただきました。
夢千代の像。
ドラマは30代に見ましたが、有名俳優がたくさん出て、見ごたえありました。主演の吉永小百合もさることながら、共演者がみな芸達者。
樹木希林の「私は色気でなく芸で勝負する芸者」と言うセリフが印象に残っています。
こんな話が通じるのは何歳までの人でしょうか。
赤色エレジーのあがた森魚とか。
懐かしい~
夕食は庭の見えるレストランで。午後七時、まだ明るい。
おかずいろいろ。この後は写してません。
適量でおいしくいただきました。
館内、展示いろいろ。魯山人。
春花秋月。
応挙
柿右衛門。
柿右衛門。
こちらは大和絵。
地下2階の大浴場が温泉街への近道。
宿は斜面に立っているようです。
小さな庭を見てくつろぐ。
お客さんはほどほど。この付近は誰もいなくて静かでした。
朝食いろいろ。何でも少しずつ。上品。
植樹祭で宿泊したそうです。最上階のいい部屋ではなく、わざわざ別棟を建築。以後は利用できないそうですが、申し込むと見学は可能とのこと。
昭和時代の写真など。
廊下のはずれ。R9が見える。
雨が降るのでコースの長い氷ノ山やめて、扇ノ山へ。兵庫、鳥取県境の山。標高は1,300mくらいですが、登山口からの標高差は200mくらい。楽に登れそうです。
河合谷林道を延々と登って登山口まで。右手の尾根にとりつきます。
帰りは段ダム方向へ。深い山でした。
尾根までは急登、あとは長い尾根歩きでした。
ブナがたくさん。
私たちのほかに2つのグループと出会いました。人が少ない山でした。
カエル1
途中の展望台から。鳥取市と日本海がかすかに見える。
1時間50分で頂上へ。
避難小屋で昼食代わりのトチ餅など食べます。
とても立派な小屋で、雨なので助かりました。
春の新緑、秋の黄葉もきれいなことでしょう。
でももう来ることはなさそう。山は多く、人生は有限。
山との出会いも一期一会。
木の根がむき出しで歩きにくかった。何度か滑る。
カエル2と遭遇。
棒でつついても逃げません。
大人の手のひらくらい。でかいです。
ゲコゲコ。
山は雪解け水の為か、湿っていて、木道もあります。小さな池もあり、瀬戸内の乾燥した山とはまた違った趣き。
木も照葉樹は皆無。スギ、ブナなど。いい山でした。
次はぜひ氷ノ山へ行きたいもの。中国道通ると近道のような気がします。近いうちに行きたいものです。