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藍染めで作るポーチ

2020-07-21 | 縫物いろいろ

姑様の藍染の端切れでポーチ作りました。

後ろ

表裏は同じ形で続けて縫い、裏返す部分を縫い残します。

ひっくり返して開き口にミシンかけ、裏の部分を中に入れて形を整えます。

今回はファスナー付けました。

まだまだ布はたくさん、折を見てまた作りたいと思います。

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元宇品で植物観察と食料調達

2020-07-21 | 日記

昨夕、散歩から帰った夫が「元宇品にヤブカンゾウが咲いていた」と言う。

はて、さて、場所は知ってるけど花期は過ぎているはず。それとも森の中でまだ咲いているのかと、午前中、確認に出かけます。

島に渡って直進、最初の坂道を左へ上がります。

ヤブミョウガ。新芽は茹でて酢味噌で食べるとおいしい。

いくらでもある。もう長けているので来年のお楽しみ。

半日影に群落。

イヌタデ。藍の仲間。もう花が咲いている。

どうやらこれと見間違えたらしい。しかし、どうやったら見間違える?

名前はヒオウギ・・・?園芸種にとんと疎い私。

昼休みに確認したら、えっあれ違うん?と言っていた。

違います。

イヌビワ。

名前はビワだけどイチジクの仲間。秋に黒く熟したのは食べられる。

ミズヒキソウ。前ボケ。小さなデジカメ、山野草は撮るのが難しい。

海岸へ出て振り向いたところ。

向こう、広島港。

ハマナデシコが岩にしがみつくように生えています。

海岸の岩場に見られる花。

乾燥と日差しの強さに対応して、葉は分厚く。

セトノノジギク。

秋に白い花。

土砂災害の痕。2年前。生活の支障ないところはいまだに放置しています。

ツワブキ。こちらも葉が分厚い。食用になります。

ツルナ。

アカザ、シロザの仲間のようです。ホウレンソウも仲間。

食べられるはずなので葉をかじるとかすかな塩味。おいしいので少し摘んでいきます。

似島にのしまと、向こうは宮島。

只今満潮近い。

ツワブキの花。

ハゼノキらしい。

石垣からコナスビ。

海岸から遊歩道を上がります。

さらに上がります。

3月に亡くなったようこさん、一時よくなって去年の今頃、一緒にここを歩いたこと思い出した。

毎年季節は巡り、人は去り、人は来る。

灯台とクスノキ。

灯台は灯台守はいなくてコンピューター制御。

海の日には見学会もありましたが、今年はないようです。

何でも写しまくる。

ベニシダ。

チヂミザサ。名前はササだけと草。

灯台前の広場には主な植物の掲示があります。

海遊びの子供たちと付き添いのお母さん。

楽しんでね。


残りはまた次の機会に紹介させてください。帰りは尾根筋の森の中を通ります。

海岸とは全く植生が違うのが面白い。

昼までには何とか帰りました。

ツルナ入りのサラダ。

屋上のキュウリとトマト、採ってきたツルナなどでサラダを作りました。

黄色いのは葉の陰に隠れていた、巨大化したきゅうり。

かんたん酢に白みそ、すりごまでドレッシングの代わりに。

おいしくいただきました。

昨夕、近所の方から「安芸津のジャガイモです」と立派なイモ、いただく。

安芸津は呉線沿線のジャガイモの産地。こちらもおいしかったです。

食べるものにも工夫して、夏を乗り切って行きたいものです。

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「土を喰う日々ーわが精進十二カ月」 水上勉

2020-07-21 | 読書

著者は9歳の時、京都の寺に預けられ、学校に通いながら寺の仕事を覚えるという幼少時代を過ごしている。

人々が今よりもうんと宗教に重きを置き、宗教人の需要の多かった時代には、きょうだいの多い子供はそれも進路選択の一つ。僧侶の資格を取り、どこかのお寺の住職になる。あるいはお寺の婿養子になると言う話を私も身近な例として聞いたことがある。

修業は仏典を読むばかりではなく、まず毎日の暮らしをこなしていく、その技術を身に着けるのも広い意味での仏の道。

ものそれぞれにある命を調理で最大限に生かし、自分の命の支えとする。贅沢な食材も粗末な食材も等しく心を配り、おいしく調理する。

この本には等持院の話が出てくる。京都の大観光寺院とはちょっと離れた場所にあるけど、お庭も落ち着いていて、何よりも歴代足利将軍がまつられている菩提寺。

食事は極めて質素。客人にはまず昆布を油で揚げたものとお酒を出し、裏の畑でその時期の野菜、あるいは貯蔵していたイモ類などで何品か作る。

この本を通じての調理の特徴は、じっくりと火を通し、ゴマ、味噌、みょうが、みりんなどで仕上げるというやり方。

素材の味を生かし、足りないたんぱく質は味噌などで補う。豆腐各種も手作り。


ありふれた精進料理かもしれないけど、著者の達意の文章力で作り方はわかりやすく、味はおいしそうに描かれているのがさすがの文学者と思った。

これは婦人雑誌に毎月連載したもので、その頃は軽井沢の山荘に暮らしていて、庭で作物を作り、自分で調理もしていたその記録。

面白く読みました。あまり手を掛けなくても、素材と対話し、その良さを引き出す。料理は経験に裏打ちされた教養であり、おいしく食べるのは一つの文化だと思った。

どんな人でも食事をする。いつの時代にも食事をする。

ということで、どれだけ時間が経とうと、決して色あせない内容だと思った。

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