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冬の森でツチトリモチを見る

2020-12-05 | 山歩き

いつもと違う道を行きます。

空き家多数。

車で近寄れない家は人が住まなくなっています。

モミジとサザンカ。

石から生まれ石へ還る仏。

深く眠っているような。

横綱は親族と一緒に眠っています。

ハゼの最後の紅葉。


今年も出ていました。

ツチトリモチです。

赤いのは花ではなく実でもなく・・・

ハイノキ科のクロキの根に寄生します。

こちらが詳しいようです。

ツチトリモチ (karakuri-yashiki.com)

こんな感じで冬になると顔を出します。

近年少なくなっていたので心配でしたが、今年はたくさん出ています。

クロキの下にたくさん。

こんな感じで。

私がこの植物を知ったのは約25年前、植物観察の会に参加してから。

日本で何か所かにあるだけの貴重な植物だそうです。

掘って持ち帰っても、寄生植物なので育たないと、その時の説明でした。

みんなで大切にして、ずっと残ってほしいものです。

暗い森の中の、源流に近い場所。

湿った場所に野生のミツバが。この付近は国有林。

帰ります。いいお天気の一日でした。

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結城、山茶花の塩瀬

2020-12-05 | きもの

本日はこちらを着てみました。

結城紬、塩瀬の名古屋帯。山茶花の染帯。

結城は、2011年、百亀甲という触れ込みの品をネットで買い、その頃たまに仕立てをお願いしていた人に、自分の寸法に直してもらった。

いいものですよ、と言ってもらったのでちょっと安心。私は結城の良し悪しなど分からないので。

55歳くらいから着物に少しはまり、年相応のものを少しずつそろえたけど、私的には高い買い物だった。一度仕立て直していたそうで、私は三人目のユーザになります。

私もしみじみと物好きですねぇ。

 

帯は以前大島に締めたら、滑って締めにくかったけど、さすがに結城なので楽に結べました。

帯締めは帯のおまけにつけてくれた。これもネット上の店で買う。

一度、水彩画のサークルの女子会に着て行ったけど、ただの普段着にしか見えないのがこの着物の持つ徳。人を居心地悪くさせない。洋服で言うと、セーターと同じくらいの格って、セーターくらいになるともう格がどうのこうのじゃないですもんね。

着ていて気分が楽です。今年の冬は人のこと気にせずに、着て出かけたいものです。

なるだけ小さく結ぶ。

柄が全部入り切らなかった。

二階は暖かい。暖かい部屋で着物着るのもしばらくの間かな。

寒くなり、忙しくなるので。

ゆっくり着物着ている時は心安らか。

今日は夫の仕事は昼まで。昼ごはんの時、私、毎日違う着物着ているの知ってる?と聞いたら、着物着ているの知らなかったとぼけていた。いや、ほんとにぼけ始めたのかもしれません。

午後から出かけたので帰ったらまた結城着て、半幅帯にするつもりだったけど、面倒になって中止。

いずれまた。

山茶花の季節です。


 

おまけ画像。

2011年3月、京都で生まれて初めて十二単を着せてもらいました。西陣会館。

化粧、カツラの後、まず小袖という、今の着物のようなものの上から長い袴をはき、そのあとは前後に一人ずつついて、着物を重ねるたびに腰ひもを後ろから前に手渡して前で結び、上からまた着物を重ねて結ぶと一枚下の紐は抜く、を繰り返します。最後に腰までの唐衣を羽織って、最後に裳を付けて紐を前で結ぶ。

着物の重さは紐が受けて、今の帯みたいに幅広でも硬くもなく、案外楽でした。費用は写真代込みで1万円だったかな。

香川県高松市のお城の近くに博物館のようなところがあって、こちらも時代衣装いろいろ着せてもらえます。十二単は夏用もあり、着物は初めからセットして羽織るだけですが、無料なのが嬉しい。

広島から何度も着るために来る人がいるそうで、長袴は持って来るそうです。

自前の長袴、その方も十二単大好きなんですね。私も大好き、話が合いそうです。

十二単着ていると光源氏みたいな貴公子に出会えそうな気がする。。。。と乙女の妄想はこの歳になっても続く。

コメント (2)
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