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夏もそろそろ終わりで・・・

2021-08-16 | 日記

今年のお盆休みは今日まで。

お天気よかったのは8日の午前中と9日の午後だけ。

あとはずっと雨。

8日は墓掃除。嫁ちゃんと孫二人も参加。助かった。帰宅してしばらくすると長男が現れ、その日はありあわせの時短料理を出す。

8日から13日まで、延々孫娘だけが滞在。初めは勉強道具持ってきてないので、簡単な宿題の後は退屈そうにしていた。お嫁さんがいろいろ持ってくるとやる気出して頑張っていた。私は孫の勉強見ないと決めているので、おじいちゃんにお任せ。やれやれ。

その心は人に勉強させるのは大変。間違って教えても行けないし。長男は私が教員免許持っていることを知っているけれど、小学校は無免許運転です。無免許運転、事故の元。

それに教育学部ではないので、教育実習もとても短くて簡単。付属の生徒はよくできるので、下手な学生の実習にも付き合うふりして自分で勉強している。で実際に教えるようになってから大変苦労した。

教育実習中、高2だったか高3だったか忘れたけれど、男の子がツカツカツカッと私の前へ来て、「あなたは明治維新は絶対主義革命と思いますか、ブルジョワ民主主義革命と思いますか」といきなり議論を吹っかけてきた。

うーーーむ、講座派に労農派かあ~。おぬし、なかなかできるなと思った。

この国では革命未だならず。かの維新は絶対主義革命にすらなっていない、東洋の果ての後進国の未熟な改革運動。大急ぎで近代国家を作る必要から古代からの権威を持ち出したところが痛い。

と言えばよかったのかな。

でも私は「授業ではそんなことには触れないつもり」と当たり障りのないことを言うだけでした。そのあとの議論の展開に自信がなかったのと、他にたくさんの学生がいたので、結局は不勉強な自分がばれるのが怖かっただけかも。

おやおや、話が大きく逸れました。

要するに孫の勉強など見たくない。どうしてもさせたいなら塾へやってプロに見てもらいなさいと言ったけど、それを決めるのも親です。年寄りは要らん口出ししない。


孫が5日滞在して帰宅。14日は次男だけ呼ぶ。いまだワクチンしていないので今年は個別のお盆。ものすごい豪雨だったけど、この人は徒歩数分のマンション暮らし、歩いて来て話してご飯食べて、ワクチンの相談もして雨が小降りになったので帰って行った。

夜はコロッケ、お刺身など。コロッケは安い食材だけど手間がかかる。普段はあまりしない。子供の時から揚げ物、フライの好きな次男。まあできる間は母の味で。


昨日はまたまた長男一家の来襲。

「**ちゃん、久しぶりー♪長く会わない間に大きくなったね~」としみじみ言うと、

「一日会わなかっただけじゃんか」と突っ込まれた。

しかしまあ、あんた達、なんでお盆を親の家で二回する?別にいいけど。

昨日は手巻き寿司にもならない、各自手作りの海鮮丼、汁物、サラダ、定番の揚げポテトたくさん、トウモロコシなどなど。

やれやれ今日でお盆休みもおしまい。

昨日嫁ちゃんに貰ったラム酒入りのケーキ、アイスに飽きて、久しぶりにケーキがおいしい今日この頃。

夏が逝くのは毎年そぞろ寂しいけれど、今年はそれよりもほっとしている私。しみじみと歳。。。

コメント (6)
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「私は夢中で夢をみた」 石村由起子 再読

2021-08-16 | 日記

先週からEテレで「暮らしにいかすにっぽんの布」が始まった。

2年前の再放送、先週は生活文化コーディネーターの石村由起子氏が、麻布、蚊帳織を生かした暮らしを紹介していた。

シンプルでセンスのいい自宅。

この方は1951年生まれ、33歳で、奈良市の田園地帯にカフェと雑貨の小さな店を始め、その後、雑貨や洋服販売、レストラン、ゲストハウスなどの店を展開し、今では各地へ呼ばれて店のプロデュースや町おこしなどのアドバイスもしているらしい。

女実業家として、ギラギラした人を想像していたけれど、ご本人は麻の古布で仕立てたワンピースを着て、落ち着いた雰囲気の人だった。

今日もあるのでまた見ましょう。

雑貨を売ってお茶が飲める店って今ではたくさんあるけれど、開業当時は東京でも珍しく、まして地方で店を続けるのは大変だったそう。

しかし世の中が大量生産されたものではなく、手作りの、作り手の息遣いが感じられるものを求めるようになると次第にお客さんも増えてきたとか。

人が求めるのは、雑貨でもコーヒーでもなく、その場所全体の雰囲気だと思う。落ち着いていて、日頃の喧騒を忘れてひと時ほっとできる空間。

四国高松で、仕事の忙しい両親の代わりに、広い家でおもてなし好きの祖母に育てられた幼児体験が、今の仕事の原点になっているとご本人も言っている。

人を心地よくさせる空間。人はお金を払ってでもそこに価値を見出す。

お金を出せば、高価なもの、世界中のものが手に入る時代になって、人が求めるのは田舎のおばあちゃんの家のようなほっとできる空間かなと思った次第です。

手作りというのは手間がかかるけれど、自分の気に入った布を一枚、カーテンがわりに掛けてみる。そこから暮らしは心地よくなる。先週はそういう提案でした。

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