日本社会の格差の拡大がここ数年いわれていますが・・
以前もブログで書いたかと思いますが・・たんなる格差ではなくて、貧困が世代を引き継ぐ
貧困家庭のこどもが貧困から脱出できない、そんな社会に今日本はなってきている、そうアメリカのように・・
そう中国のように・・
橋本氏は今、日本は階級が4つに分かれているという
①資本家階級 254万人 ②新中間階級1285万人 年収499万円平均
③正規労働者2192万人 平均年収370万円 ④アンダークラス 929万人 平均個人年収186万円
一番問題なのがアンダークラス 世襲的な傾向が強い 最終学校を中退した人が13%で平均より2倍多い
健康不安 ソーシャルキャピタルにも大いなる差がでてきている、同窓会や自治会への関わりがかなり少ない
他のクラスとの交わりがない。
その中で資本家階級から正規労働者までがお互いの利害の対立と格差は保ちながらも一体となって
アンダークラスの上に立ち、アンダークラスを支配抑圧してるのではないだろうかと氏はいう。
これは社会の一番下の層がいることによる自己認識、差別意識も芽生えとかこれは明治以前の社会に
も共通する
ものではないかと思う。
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一億総中流社会といわれてから20年以上たち、いわゆる階級としては明確になってきたと思う。
支配するもの資本家階級それにつらなる政治家たちVS働くもの、労働者階級
の対決構造は明確になってきたのではないかと思う。
しかしながら労働者の中にホワイトカラーのアッパークラスと非正規労働のアンダークラスという
分断が大きな課題としてある、ホワイトカラーは保身に走る、今の生活を崩れてアンダークラスに転落
したくないから会社の犬になっても仕事をする、そこにはエリート意識もある人もいるだろう・・
このホワイトカラー層が意識改革をしたときほんとに日本の夜明けがくるのではないかと思ってます。
アンダークラスで毎日の生活に必死になってる方のことを考えて共同して動くことができてこそだと思う。
そして最低生活保障は国がやはり推進すべきである補償するべきである、生活保護費の削減なんてもっての
ほかである、憲法で最低限の健康で文化的な生活をする権利をすべての国民が持っているのであるから
憲法を守る政策をするのは当然である、課税の大幅見直しが必要で所得税の累進もより年収1500万以上
は強化して金融資産の取引の収益に対する課税も強化する、アメリカからの無駄な兵器の購入をやめる
政党交付金の廃止 原発事業に関わる費用を削減
野党ももっと金に関してもっと積極的に打って出ないと理想論だけでは支持は得られない。
目の前の金とめしが大事なんだ。