里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

みちのく杜の湖畔公園自然共生園で野草を観る

2020年04月23日 | 小旅

 先日、宮城県川崎町の「国営みちのく杜の湖畔公園」を訪れた際、北地区の自然共生園まで足を伸ばしました。
 ここは、丘陵地の里山の自然を活かし、美しい環境と景観の再生への取り組みが行われているところです。
 実際に作物を育てながら農作業や加工、料理法の体験なども行われています。これまで、こちらまで足を伸ばすことは難しかったですが、今回園内を散策し、野草を楽しむことができました。
 入り口にはオキナグサが植えられていました。

 最初に見えるのが湿性花園。カキツバタでしょうか。

 ヤナギの湿地林。


 かなりの大木があります。


 エゾタンポポのコーナー。


実際にはセイヨウタンポポとの雑種が多くなっているようです。


 オキナグサ。


 かなり植栽したようで、今は再生し、群生といっていい状態になっています。
 
 かつては我が家の周辺にもありましたし、庭にもあった身近な野草ですが、今は姿を消してしまいました。

 カタクリ。
 さすがに群生とまではなっていませんでした。

 ピークは少し過ぎています。

 かつてはカタクリも我が家周辺の里山のごく普通の野草でしたが、もう見られません。僅かに庭に数株あり、今年も花を咲かせています。


 リュウキンカ。湿地に生えています。


 残念ながら、サクラソウはまだ咲いていませんでした。
 山羊や羊も飼われています。

 こちらは「ふるさと村」にあった木瓜。
 朱が濃い園芸種のようで、特有のトゲがごく少ない。


 こちらは白の木瓜。白はあまり見たことがありません。

 今回、自然共生園の散策を楽しむことができました。
 いずれ「ふるさと村」についても記したいと思います。