種まきをして2週間です。
ここまで比較的好天の日が多く、生育は悪くありません。最初の入水も例年より一日くらい早まりました。
ここまで比較的好天の日が多く、生育は悪くありません。最初の入水も例年より一日くらい早まりました。
2日前に追肥を行いました。プールに水を入れて4日目です。
全体的によく揃っていますが、南側ベットのサイドビニールに一番近いところの伸びが毎年少し遅れます。これは東西向きのハウスでは気温の関係でやむを得ません。
全体的によく揃っていますが、南側ベットのサイドビニールに一番近いところの伸びが毎年少し遅れます。これは東西向きのハウスでは気温の関係でやむを得ません。
最後にはほとんど分らなくなりますし、特に今年は気にしなくてもいいくらいですが、追肥の前に、この1列の箱を反転させました。こうすると生育差は全くなくなります。
反転前。左の縁のところの丈が僅かに短い。
反転前。左の縁のところの丈が僅かに短い。
反転後。丈の短い部分が右側になりました。
この後、追肥をしました。
通常より少し早めだと思います。床土を少なくしているので、肥料切れを起こさないよう早めにやるようにしています。
ちょうどプールの水が少なくなって、追肥するにはいい具合に床土の表面が見えています。
追肥には硫安を用います。一般には液肥が勧められており、硫安は濃度障害を起こしやすいので勧められていません。ただ、我が家には昔購入した硫安が大分残っているため、ごく薄くして使っています。
使う量は硫安現物で1箱当たり1~1.5g。現物200gを100lの水に溶いてじょうろで散布します。昔、普通の育苗をしていた時の使用量は1箱当たり硫安現物で5gが標準でしたからプール育苗では数分の1ということになります。
使う量は硫安現物で1箱当たり1~1.5g。現物200gを100lの水に溶いてじょうろで散布します。昔、普通の育苗をしていた時の使用量は1箱当たり硫安現物で5gが標準でしたからプール育苗では数分の1ということになります。
肥料を散布した後は軽く散水します。
この後2日経ちました。天候もイマイチだったので入水はせず、肥料分を床土に定着させるようにしました。2日経っただけですが、はっきり伸びたのが分ります。
今回が、実質2回目の入水になります。
床土の上2センチくらいまで入水しました。水道の蛇口を目一杯開いて約25分間の入水時間でした。
もう一方のベットにも入水して終了です。こちらも約25分の入水時間でした。
この後は、常時床土の上まで水を保つように管理します。床土が完全に水に覆われた状態が病害予防に効果的と言われているからです。
それでも、丈が伸びてくるので数日に一度の入水で間に合います。