庭のヒマラヤユキノシタの花が鮮やかです。ピンクの花は遠目にも綺麗で、庭を明るくしてくれます。一つ一つの花は小さく、実に可憐な花です。
花にひきかえ、葉は大きく垂れ下がり、はっきり言ってだらしなくも見えます。花と葉がかなりアンバランスに感じる植物です。
これは庭の外れの方にあり、少しずつ殖えていきました。
これは庭の外れの方にあり、少しずつ殖えていきました。

花は2月中から咲き始め、長い間咲いています。はじめ枯れ葉が目立ち、今よりもだらしなく見えていましたが、春が近づき花が沢山咲くようになって、葉にも少し締まりが出てきたでしょうか。

実は、この花の名前を知ったのは数年前です。我が家の庭にはかなり前からあり、おそらくは母が生前植えたものと思うのですが、あまり興味もなかったことから調べもしませんでした。あるとき助っ人に聞くと、「ユキノシタ」だと言います。
しかし、「ユキノシタ」は薬草としても使われる野草で、我が家の庭にも沢山あります。これがそうです。ダイモンジソウに似た小さな花を沢山咲かせるのでよく知っています。
しかし、「ユキノシタ」は薬草としても使われる野草で、我が家の庭にも沢山あります。これがそうです。ダイモンジソウに似た小さな花を沢山咲かせるのでよく知っています。

調べてみると、「ヒマラヤユキノシタ」と分かりました。確かにユキノシタは合っています。姿、形は天と地ほども違いますが。
「ヒマラヤユキノシタ」は、名前の通りヒマラヤ地方に自生していて明治初期に日本に伝わったらしく、一般に作られているものは交配によってできた園芸品種のようです。
「ヒマラヤユキノシタ」は、名前の通りヒマラヤ地方に自生していて明治初期に日本に伝わったらしく、一般に作られているものは交配によってできた園芸品種のようです。
別名「オオイワウチワ(大岩団扇)」と言われるらしい。葉が大きくて厚く、正にその名の通りです。そして、春になると、その葉に似合わぬ可憐な花を咲かせてくれるところが面白い。

特段の手入れもしていません。数カ所にあります。
こちらは石の上に。
こちらは石の上に。

葉が少し傷んでいます。

こちらは、竜のひげなどが生えている中にあります。

石垣のところに。

葉がイマイチながら、ピンクの花が目にも鮮やかなです。
