里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

群生化した小型アヤメが満開

2020年06月02日 | 

 アヤメが満開です。
 好天続きで花が終わった株も出てきました。


 年々殖えて群生化した状態になっています。
 この場所は庭というより、後ろの育苗ハウスと道路脇の側溝の間にあるスペースですが、結構な広さがあります。


 花びらの付け根に黄色と紫の網目模様、草丈は数十センチで、葉も細く葉脈は目立たちません。小型のアヤメながら、間違いなくアヤメの典型的な特徴があります。
 乾いているところに生えています。


 これは別の場所。蔵と畑の間にあります。

 こちらも次第に殖えてきました。


 今、シャスターデージーと一緒に咲いています。

 これは白のアヤメ。


 白のアヤメを植えたわけではありません。変異したものか。
 気づいたのは数年前。次第に殖えてきました。今年のこのアヤメは花びらが細く形が少し変な感じがします。

 青紫のアヤメと一緒に咲いています。


 アヤメにハナショウブにカキツバタ。違いはどこかよく話題になります。
 改めて確認してみると、
 ハナショウブは、花びらの根元が黄色で、草丈が1メートルくらいと高いものが多く、葉にはしっかりとした中肋あり、半湿地に多いが適地の範囲は広い。
 カキツバタは花びらの付け根に白い線模様があり、ハナショウブなどより花びらがすっきりした感じで、草丈はアヤメよりは高いがハナショウブほどはなく、葉の中肋は目立たず、完全な湿地に生える。
 以前までハナショウブと思っていた株は間違いだったようで、結局のところ、我が家にはハナショウブとカキツバタはありません。
 シランと一緒に咲いているアヤメもあります。


 アゲハが蜜を吸っていました。


 これは近隣のアヤメを撮らせてもらったもの。


 丈は1メートルくらいで、結構高さがあります。


 青紫の色が我が家のものより濃く、綺麗です。