里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

春播き長ネギの植付け

2020年06月20日 | 畑:葉菜類

 春播き長ネギの植付けをしました。予定より大分遅れました。
 3月にトンネルの苗床に早播きしたネギが発芽不揃いで、大半、4月に播き直しました。
 今年は植付け方も変えました。品種はホワイトスターと白扇。最近はホワイトスターのみでしたが、2品種にしてみました。
 畑は、すでに苦土石灰や元肥を入れて耕耘してあります。
 畝間は広めの1メートル。植付け溝になるところに目印線を付けます。


 例年なら、ここで管理機の畝立てロータを使って大きく土をはねあげ、植付け溝を作ります。高さが30センチくらいなる深いしっかりとした溝です。白根部分が40㎝以上のネギを作るためですが、今年は止めました。
 昨年、大雨の繰り返しで根腐れをおこし、多くを駄目にしてしまいました。粘土質の強い畑では深い溝を立てるのはリスクが大きいと反省し、今年は浅い植付け溝を鍬で作ることにしました。白根はほどほどの長さで良いと割り切ることにします。


 苗の状態はまずまずです。


小さいのは除き、揃った苗を数センチ間隔に植えました。


植付け後に、粒状の殺虫剤と化成肥料を少々バラまきしました。


 鍬で土を少し追加し、ならして植え付け終了です。1畝に100数十本。
 手前の2畝がホワイトスター。奥の1畝が白扇。


 この後、昨年秋から堆積しておいた稲わらをたっぷり敷きます。


これは、乾燥防止と、粘土質の土が固まりにくくするためにやっています。これをやることで根張りが良くなると思っていますが、水を溜め込む可能性もあるので、昨年のように湿害の原因になるのではないかと少し心配しています。


 この後は、土を少々戻し、落ち着かせてやります。


 この1畝は、3月に早播きした苗を5月末に植えたもの。品種はホワイトスター。


 手前の早播きのネギもイマイチの姿ですが、全部でネギは4畝になっています。