里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

蔓ありサヤインゲンの直播き

2020年06月06日 | 畑:豆類

 蔓ありサヤインゲンの種を播きました。直播きです。
 すでに支柱を立て、ネットを張って準備を終えています。


今年は畑を替えました。この畑は風当たりが強いため蔓性のものはあまり向かないのですが、どうなりますか。
 例年5月末に種を播いていますが、今年は蔓なしインゲンの生育が遅れているため、その収穫の終わるのが遅くなるのではないかと推測し、種まきを少しずらしました。
 株間は30~35センチ。
 これも、指で強引に穴を開け、そのまま種を土に押し込む、省力の直播き法です。この時期は、どちらかというと温度を確保するよりは湿度を保つためです。
 品種は「ケンタッキーカンサス」と「いちず」。
 近年はケンタッキーカンサスのみを使ってきましたが、今年は違う品種も試してみようと思い2品種にしました。この時期の品種は、夏から秋にかけ長く勢いが衰えないような品種がベストです。皆が平莢を好まないため、「尺五寸」といわれるケンタッキーワンダー系の丸莢の品種です。
 これは、従来から用いているケンタッキーカンサス。
 一穴2粒播きです。


 指で強引に穴を開け、そのまま種を土に押し込みます。


 高温になりやすい時期なので、焼けないよう注意する必要があります。


 こちらが、カネコ種苗の「いちず」という品種。
 丸莢のインゲンで、今年初めて試します。


 発芽後に1本に間引く予定ですが、全体の発芽状態をみてから決めます。
 それぞれの品種1畝17株になりました。2畝ですから34株ほどです。


 手前が蔓なしインゲンで、畝続きで蔓ありのインゲンという配置になりました。

 こちらがその蔓なしサヤインゲン。
 欠株が少々出て全部で50数株。大分不揃いになってしまいました。

 2条植えも初めてですが、何とか見られるようになってきました。