里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

直管パイプを利用したナスの簡易誘引法

2020年06月19日 | 畑:果菜類

 ナスは、まずまずの生育で、1番果も大きくなってきました。
 ここまで、支柱は、ナスの主枝に沿って1本の支柱だけを立てていましたが、枝葉が伸びてくると、1本の支柱だけでは不安定です。3本仕立てにしているので、風などで傷められないよう支柱を増やし、誘引してやる必要があります。
 これまで様々な誘引法を試した結果、最も簡易な方法として落ち着いたのが現在の方法です。


 使う資材は、全て昔のパイプハウスを解体した廃材です。
 畝に沿って植えたナスの両側に適当な間隔にパイプ支柱を立てます。支柱は心持ち上の方を広げるようにします。後々の誘引のことを考えてのことです。


 それに直管パイプをフックバンドで止めます。


 フックバンドは完全に止めず、簡単に動く状態にしておきます。普通は、この状態で落ちることなく十分に持ちます。


 枝が伸びるにしたがって、この直管パイプを上の方に上げていきます。フックバンドのところを下から軽く叩くだけで簡単にパイプは上がります。
 基本的に、パイプに縛って誘引することはしません。


 枝がパイプに密着するとパイプに縛らなくてもあまり動きませんし、枝の垂れ下がりが防げます。


 今年、畑を替えたこともあり、たまたま1株だけ直管パイプが届かない状態になってしまいました。


 この株だけ2本の支柱を追加して、誘引することにしました。