里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

シャクヤクを水墨画で描く

2020年06月07日 | 水墨画:草花
本画仙 色紙

 シャクヤクを水墨画で描きました。
 先日、豪華なシャクヤクをいただきました。数日で完全に開き、そのボリューム感に驚かされました。
 シャクヤクにも多くの種類があるのだろうと思いますが、花弁の枚数が凄い数です。蕊の位置もイメージとは少し違いました。ほぼ中心に蕊のある花をモチーフにしましたが、そのボリューム感を表現するのは容易でありません。
 ボタンとよく似てはいますが、葉の形ははっきりと違うので、注意したつもりです。



豪華なシャクヤク

2020年06月07日 | 

 豪華なシャクヤクを沢山いただきました。
 懇意にしている知人に数日前にいただいたもの。この方は元々は林業法人の経営者ですが、現在は種々の作物を生産し、出荷しています。シャクヤクもその一つで、昨年相当の株数を植栽し、今年から生花市場に出荷しています。今は株の養成を第一に考えていると話されていました。先月中ほどから採り始め、間もなく終了とのことです。
 これが、数日前にいただいたときの状態です。

 このくらいの切り前(開花の程度)で出荷するようです。


 それを生けました。
 まずは、仏壇に。


 数日で完全に開きましたが、凄い豪華です。

いただいた時の花の状態からは想像できないほどボリューム感が半端ではありません。


 少し短くして生けたもの。これも見栄えが素晴らしい。

 
花弁が取り巻いている中心に蕊があるのかと思いましたが、そういうわけではありません。花弁の数が凄いですが、その付け根の所々に蕊が見えます。
 イメージとは大分違いました。


 これは比較的中心に蕊あるようです。


 豪華な花を堪能させて頂きました。
 我が家にも1株シャクヤクがありますが、弱っているようで、今年は咲きませんでした。
 ボタンはよく咲きました。これは5月の連休明け頃です。


 蕊は中心にあって花弁が取り囲んでいます。


 ボタンとシャクヤクでは花の咲く時期に大分ずれがあります。ちょっと見には、ほとんど同じように見えるボタンとシャクヤクですが、よく見ると、花の形も葉の形もかなり違いのあることが分ります。