里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ピーマンのわき芽を整理し支柱に誘引

2020年06月05日 | 畑:果菜類

 ピーマンのわき芽の整理をして、支柱に誘引しました。
 ピーマンは植付けてから約3週間。ここまで不織布をトンネル状に掛けてきました。

 風よけと保温の効果はそれなりにあったようです。


 気温も上がり、わき芽も大分伸びてきたので、不織布をはずしました。


 ちょっと見には、植えて3週間経っているようには見えません。まだ定植してほどないくらいの大きさに見えます。


ピーマンは丈夫な作物ですが、本来は高い気温を好みます。先々週は10℃を下回るような日が続きましたが、先週から天気が良くなり、わき芽が伸びて、まずまずの姿になってきました。
 ようやく花芽も大きくなり、蕾が白ばんできました。


 まず、誘引する前にわき芽の整理をします。
 各節からはわき芽が沢山出ています。活着は上手くいったようです。


 一番花の着いている節の下から出ているわき芽は全てかき取ります。
 これが、芽かき後。
 まだごく小さいわき芽もあるので、再度かく必要があります。


 ピーマンは花芽が着いたところで2つに枝が分かれ、ねずみ算式に枝が分かれて増えていきます。
 ピーマンの整枝法は2本仕立てや4本仕立てなどの整枝法があります。昔は試しましたが、手間暇がかかり風で傷みやすいこともあって、今はやっていません。もっぱら、繁茂してきたときに、いわゆる「ふところ枝」と言われる中ほどの枝を間引いて日光の通りをよくする簡易な方法を行っています。
 品種は全て「京みどり」。
 支柱を立て、一番花の下の適当なところを支柱にくくり付け、誘引しました。


 この後、枝が伸び垂れるようになってきたら、株の両側にパイプ支柱を使った簡易な方法で誘引していく予定です。


 今のところは茎葉も濃緑でよさそうに見えますが、この頃問題となるウイルスが付いているかどうかが分るのは、まだ大分先です。
 これはトウガラシ。毎年、助っ人が必要だというので、畝の端に2本植えています。ピーマン同様、わき芽を整理し誘引しました。