里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

貯蔵用玉ねぎは吊しとコンテナで乾燥

2020年06月27日 | 畑:土物類

 先日、畑から一斉に収穫したタマネギは、作業場の下屋に並べて、10日ほど陰干ししました。これで腐れが出にくく、後の作業もやりやすくなります。


 中晩生種の「ネオアース」は貯蔵が本命で、来春まで利用します。そのため、この後、さらにしっかりと乾燥させることが大事です。作業は全て助っ人がやってくれました。
 やり方は2通り。
 一般的な吊しによる乾燥。


 7~8個のタマネギごとに、茎を20センチほど付けてひもで縛って竿に吊します。


 雑然としていますが、雨の当たらない風通しのいい場所です。


 毎年、途中で何個か落ちますが、多少はしょうがありません。


 もう一つの方法は、かご形のコンテナに並べる乾燥。


 500g級の特大玉は、重すぎて吊すのは無理があります。そこで、昨年もこの方法を採ったところ問題ありませんでした。


 下にも空間を設け、タマネギを重ねずに風通し良い状態で並べるので大丈夫です。これを箱形のコンテナに沢山詰めたまま放置すると腐れの原因になります。


 吊すよりも楽に出来るので、昨年よりは一回り小ぶりなものまで、この方法での乾燥となりました。


 半数まではいきませんが、今年は4割方この方法となりました。 


 しばらくこのような2通りの方法で乾燥させ、根や茎が完全に乾燥した後は、取り込んで重ねて貯蔵します。
 昨年より数十個少ないですが、昨年の台風19号被害のことを思えば上出来です。来春まで十分間に合うでしょう。