今年の水稲は、田植えをして1ヵ月あまりになります。
現在のイネの生育は、平年並みといったところです。
5月半ばまでは好天の日が多く、田植え後は葉先の変色もなく活着は良好でしたが、その後1週間ほど極端な日照不足と低温に見舞われました。最高気温が10℃を下回る日もあり、それで、生育はかなり停滞しました。
5月半ばまでは好天の日が多く、田植え後は葉先の変色もなく活着は良好でしたが、その後1週間ほど極端な日照不足と低温に見舞われました。最高気温が10℃を下回る日もあり、それで、生育はかなり停滞しました。
しかし、5月24、5日頃からは一転して、連日夏日になるなど好天が続いています。稲の色が青々として清々しく見えるようになってきました。
5月5日に田植えしたものです。
5月5日に田植えしたものです。

最近の好天続きのおかげで順調に見えます。

今は、茎数が増える分けつの最盛期です。

試しに、平均的な株の茎数を数えてみると16本ありました。

3本植えくらいが多いと思うので、まずまずといったところでしょうか。まだ、植付け本数の違いでの差があります。
これは別の田んぼ。

生育は揃っています。

分けつの少し多目のところを数えてみると、20本になっていました。

昨年はの今ごろの生育は非常なハイペースで、平均でも分けつが20本くらいなっており、飛ばしすぎが心配されたほどでした。
1株の茎数の目標は25本です。あと10日くらいでほとんど目標本数に達するでしょう。役に立たない分けつが多くなるのも問題なので、今年くらいで十分です。我が家の場合は田植えが早いので、少しゆっくり生育してもらってちょうどです。
こちらの田んぼは、気温が高いため藻が少し発生しています。一雨あると水が入れ替わって綺麗になるのですが、ここ2週間ほど雨らしい雨が降っていません。

ここまで、平年並みの気温というのがなく、季節外れの高温や低温が連続するという気温経過になっています。昨年も、連日の高温続きの後、急に梅雨入りしたと記憶しています。近年の天候は、気温も降雨量も極端で、それが長く続くようです。
何れ近々に梅雨に入ります。そして、当地方のヤマセによる低温はいつの年でも心配です。梅雨時を乗り切っても、異常な高温や大雨、台風と、毎度毎度悩まされます。
何れ近々に梅雨に入ります。そして、当地方のヤマセによる低温はいつの年でも心配です。梅雨時を乗り切っても、異常な高温や大雨、台風と、毎度毎度悩まされます。