里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ハクサイの種を直播きする

2020年08月25日 | 畑:葉菜類

 ハクサイの種を播きました。直播きです。
 すでに早生白菜の種播きは終えています。今回は中晩生種の種播きです。
 品種はトーホク種苗の「郷秋80日」という品種。黄芯系の品種で昨年まずまずの出来だったので今年も同じ品種にしました。
 早生ハクサイを播くときは、7月末の大雨で畑に機械が入れず、種播き間際の施肥耕耘となってしまいました。今回はその時に施肥は終わっているので十分畑に馴染んでいると思います。苦土石灰は全面、緩効性肥料は帯状全層施肥です。
 さらにその後再度トラクターでロータリー耕耘しました。
 帯状全層施肥した位置に目印線を付けます。


 最近はネキリムシが多くなっているため、畝立て前に防除の粒剤を散布します。
 管理機の逆転ローターで畝立てします。
 ローターの爪を左側を外向き、右側を内向きにし、左回りに往復して畝を作ります。畝間は80センチと広めです。


 鍬で軽くならし畝を作ります。


 ドリンク瓶を使って播き穴の印を付けます。


 株間は35センチ。
 中晩生種の品種だと40センチくらいが普通ですが、あまり大きくなりすぎないよう少し狭くしています。
 1カ所に7、8粒くらい播きます。


 クワで覆土し、軽く鎮圧します。


 そして、おがくずを掛けます。おがくずを掛けることで、乾いたり、雨に叩かれるのを緩和できます。


 雨が降りそうもないので、灌水します。


 最近はハクサイも苗を仕立てる方が多くなりましたが、私は相変わらずの直播きです。うまく発芽してくれますか。
 こちらはお盆のさなかに播いた早生ハクサイ。品種はトーホク種苗の「郷秋60日」という品種。


 雨が降らず、複数回灌水しました。何とか発芽しました。一度間引き、現在はほぼ3本立てになっています。

 一部発芽しないところもあって、追い播きしています。