里山悠々録

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悪条件の中強引に軟弱野菜の種を播く

2024年10月02日 | 畑:葉菜類

悪条件の中、半ば強引に軟弱野菜の種を播きました。
軟弱野菜とは収穫後の傷みやすい主に葉物野菜を指して言っています。
今年は気温が高く、今後も高い傾向が続くとの予報なので種播きを少し遅らせました。
昨年も気温が高く12月頃には生育が進み過ぎたものが多かった。
それでもさすがに当地ではこれ以上遅らす訳にもいきません。
お彼岸中に100ミリを越える雨、それ以降も頻繁に雨が降っています。
晴れ上がることがなく毎日一度は雨が降るといった状態で畑が一向に乾きません。
予定していた畑はより水が抜けにくく業を煮やし無理を承知で作業をすることになりました。


すでに半月以上前には全面に苦土石灰、畝になる位置に化成肥料を帯状全層施肥しています。
日数が経っているため雑草が出始まっており耕耘しないわけにはいきません。
特にこの場所はトウモロコシの残渣をすき込んだところ。
埋め込まれた穂からトウモロコシが発芽しています。残渣の形もまだ残っています。
強引にロータリー耕耘しました。


水分過剰でごろ土になること間違いなしですが、今さら止めるわけにもいかず。
肥料を散布した畝の中心になる位置に目印線を付けます。


管理機の逆転ローターで往復し畝立て。


多少はこなれるのを期待ですが、かなり厳しい。
鍬でならし幅60~70㎝のかまぼこ型の畝に仕上げます。


種播きは全て簡単なバラ播きです。
これは縮み雪菜。


縮み雪菜は何社か出していますが、これはトーホク種苗のもの。
今年は長く作ってきたターサイは完全に止め縮み雪菜一本にしました。
本来ならごく薄播きにするところながらこの土ではどうしても多めに播きたくなります。
種は小さく色も土と似ており区別がつきません。


鍬で薄く覆土し、軽く鎮圧。


さらに切りわらを掛け、 乾燥防止と雨で叩かれて固まるのを和らげます。


同様にチンゲンサイを播きました。種の姿は縮み雪菜と殆ど同じです。


こちらの畑はトウモロコシ跡ではありませんが、条件は殆ど同じ。


同様に畝を作って種を播きます。
小カブ。


品種は長らく作っているタキイ種苗の「耐病ひかり」。


種が青いのは種子消毒処理されているからです。
これまでで最も遅い種まきとなったので少々不安ではあります。


ホウレンソウ。


品種は濃緑で使い慣れたサカタのタネの「クロノス」。
こちらは基本間引きをしないのでごく薄播きです。
ホウレンソウはこれが最初で、メインの種播きは後日になります。
厳寒期の低温に弱く摘み取り栽培を行うシュンギクは2週間ほど先行して播いています。
こちらは播いた後雨が多かったため発芽だけは良好です。


過湿でごろ土が酷い状態での種播きとなりましたが、果たしてうまく発芽してくれるか。





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