里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

シュンギクの抜き取り収穫

2024年10月24日 | 畑:葉菜類

1週間ほど前からシュンギクの抜き取り収穫を始めました。
今回がほぼ最後の仕上げの抜き取り収穫になります。


種播きは9月17日。
バラ播きです。過湿状態で少々強引な畝作りでの種播きでしたが、発芽は良好。
発芽揃い後と本葉2、3枚頃に7、8㎝間隔を目標に間引きをしています。
品種は中葉春菊。わき芽が伸びやすく本来は摘み取り栽培に適した品種です。
シュンギクの栽培には抜き取り栽培と摘み取り栽培の2通りあります。
抜き取り栽培には株張り型の品種が適します。但し抜き取ってしまえばそれでお終いです。
そのため普通は長く収穫ができる摘み取り栽培が主流になっています。
ハウスで作るのが一番で冬期間ずっと収穫可能、昔は我が家もそうでした。
今はハウスを解体したので、一定期間抜き取り収穫した後、摘み取り栽培に移行するようにしています。
間引きを兼ね抜き取り収穫をしつつ株間を広げて摘み取り栽培に持っていきます。
抜き取り収穫するのは草丈が20㎝くらいが最適ながら一度には無理なので早めに始めます。
草丈が15、6㎝になった1週間前くらいから穫り始め現在20㎝余りと言ったところ。


早めに始めたつもりでも、伸びが早く抜き取りが終わらないところはたちまち混んできます。
最終の株間の目安は15㎝。
これまで一通りは終りましたが、狭いところはまだ10㎝以下のところがあります。
今回が仕上げの抜き取り収穫になることを目指します。


抜き取りとは言っても、実際にはこのように鋏で地際からちょん切ります。


この方が引き抜くよりも汚れず周りも傷めず、調製の時間も掛かりません。
すでに一度抜き取りしたこの辺りを穫ってみます。


これが抜き取り収穫後。


別のところで。


抜き取り収穫後。すでに一度は終わっているため大きくは変わりません。


15㎝間隔はなかなか実践が難しい。わき芽が伸び狭くなればさらに抜き取り調整します。
株が大きくなってきたので数株で結構なボリュームになります。


全体を回って一応抜き取り収穫終了です。


調製後のシュンギク。


この後は殆ど間を置かずに主枝(親茎)の摘み取り収穫に移行します。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿