麻紙 半切1/3
大輪の向日葵を水墨画で描きました。
今日は東京オリンピック開会式の日。
真夏のオリンピックに一番似合う夏の花は何だろう。
大輪の向日葵しか思い浮かびませんでした。
とりわけ、大輪の食用向日葵は大きく迫力十分です。
敢えて、強い滲みの出る扱いにくい麻紙に描いてみました。
広々とした畑に沢山の向日葵が植えられている眺めは壮観。
花は黄金色。沢山の金メダルが並んでいるように見えなくもありません。
アスリート達が金メダルを目指し、奮闘されることを祈念します。
それにしても、無観客で行われるオリンピックの開会式とはどんなものなのだろう。
開催決定から開会直前まで不祥事も枚挙に暇なし。
いみじくも、呪われたオリンピックとコメントした大臣がおられた。
事ここに至っても中止を声高に唱える方々も多数。
このようなオリンピックが青少年達にはどのような記憶として残るのだろう。
1964年の東京オリンピック当時、小生は中学生でしたが、開会式当日どのように過ごしたのか殆ど記憶がありません。
透き通る青空の下、坂井青年が聖火台に駆け上り点火した姿や真っ赤なブレザーの日本選手団の入場行進などは深く脳裏に刻まれています。
しかし、これは後に繰り返し見た映像が頭に刷り込まれているからでしょう。
なにしろ、当時、映りが不鮮明な白黒テレビしかなかったのですから。
それでも、開会後間もなく、本県出身の三宅義信選手が重量挙げで金メダル第1号を獲得し、大いに盛り上がったのをよく憶えています。
女子バレーの決勝は確かにライブで見たはず。
半世紀以上経ち、老化も伴い記憶も甚だ曖昧になりました。
今日の開会式はライブで見ようかと思います。
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