里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

冬ニンジンの種播きと秋ニンジンの間引き

2023年08月10日 | 畑:根菜類

夏播きのニンジンは2回に播いています。
今回は2回目で冬ニンジン。冬囲い用にもします。
当地では8月上旬には播かないと低温で根の肥大が悪くなります。
今年はあまりに気温が高いので遅めの種播きとなりました。
20日ほど前に全面に苦土石灰、10日ほど前に畝になる位置に化成肥料を帯状散布し耕耘しています。
数日前にも再度ロータリー耕耘しました。
まず畝立て。
帯状全層施肥した畝の中心位置に目印線を付けます。


管理機の逆転ローターで往復します。


鍬でならして幅50~60㎝のかまぼこ型の畝に仕上げます。


品種はトーホク種苗の「黒田5寸陽彩」。


種播きは専ら簡単なバラ播き。
ニンジンの種はごく小さい。風があると飛ばされます。
赤い小さいゴミのような種です。分かりにくいですが確かに播いています。


厚播きにならないよう気をつけます。ただ発芽が悪くなるのが心配なので多めに播いてしまうのが人情。
鍬で薄く覆土し軽く鎮圧。


切りわらを掛け、乾燥防止と雨で叩かれ固まるのを和らげます。


灌水しました。この時期の発芽不良は殆ど水分不足。


雨次第ですが、何度か灌水するようになるかもしれません。
こちらが1回目に播いた秋ニンジン


種播きを失念しており、例年より10日以上遅い。
10~11月に収穫する秋ニンジンですが、多くは11、12月にずれ込みそう。
まだ小さいですが、干ばつ状況の中繰り返し灌水したので発芽はまずまず。


例年間引きが遅くなりがちなので、今年は早めに1回目の間引きを行います。
隙間が広く空いているところで最終株間程度です。


7、8㎝間隔を目安に間引きしました。


早めの間引きなのでこの程度の量です。

秋ニンジンの1回目の間引きが終わりました。


この後、生長に合わせて間引きをし、10~15㎝株間にします。
これは春まきのニンジン。

まだかなり残っています。土が乾いているため腐れもしません。
もうほとんど肥大しないので終りにしたいのですが、土が固まってしまい掘り出すのが難儀です。




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