里山悠々録

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トマト連続摘芯栽培'23~再びオオタバコガで間もなく強制終了

2023年09月29日 | トマト連続摘芯栽培

今年のトマトは9月初めまで収穫は順調。
出だしは最初の花房が本葉9枚から12枚とバラバラで、捻枝が2通りと変則になりました。
しかし、その後は気温が高いこともあって進度が早く、おまけの基本枝やおまけの花房も着けました。
9月初めには収穫も第8花房まで進みました。
ところが好事魔多し、ここでオオタバコガが果実に取り付いたことに気付きました。
第8花房までの被害は殆どありません。
赤くなったものには殆ど付いておらず、多数が青い小さな果実に侵入していたのです。
初めての経験でしたが、よく見て全て摘果し潰しました。数十個処分したでしょうか。
もちろん穫れ方は疎くなり、特に第9、第10花房はガクンと少なくなりました。
それでも虫の方は落ち着いたようなので、終盤に向け枯れ葉や下葉の整理をしました。


樹勢の維持のため整理は控えめにしていましたが、今回は少々手荒い整理になりました。
整理しながら残っている花房をよく見ると、再びオオタバコガの被害果。


やはり青い果実に付いています。摘果し潰しました。


これは成虫と思われます。雨除けの角に張り付いていました。


これが現在の姿。残っている果実はいくらもなくなりました。


反対側から見ると。


この辺りが本葉10枚までに第1花房が着いた株で、例年通り第2花房から連続摘芯しています。


今赤くなっているのが第4基本枝の第10花房が少しと第11花房。
第12花房とおまけの花房は虫のため多くを摘果してしまいました。
反対側。一番上から垂れているのはおまけの基本枝。正常なものもまだ残ってはいます。


この辺りが第1花房が本葉11、2枚で着いた株で、第1花房から連続摘芯を行っています。


こちらの方がむしろ進度が早く、虫の被害が確認された時には第8花房も収穫が済んでいました。
おまけの基本枝や花房も着けましたが、虫のため摘果し、残っているのは僅かです。


今年は害獣もやって来ずかなり良いところまで行くのではないかと期待しただけに残念。
今色付いている果実を穫った後に、強制終了させようと思います。


少々未熟の果実が残っていますが諦め、虫の退治を徹底させたい。
先週あたりからトマトの市況が異常に高くなっており、作柄が悪くなっていることが窺えます。




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2 コメント

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Unknown (kaz)
2023-09-29 13:40:25
ume724さんへ。
コメントありがとうございます。
そうですね。やはり産地でも穫れなくなっているようですね。
気温が高いと熟すまでが短いので甘味が出にくいですよね。
特にスーパーなどに出回るものは未熟でとるのでより酸味が強くなると思います。
我が家は常に完熟ですが。
いつもながらバラエティに富んだ美味しそうなお料理ですね👍羨ましい😋
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トマト、高いですね。 (ume724)
2023-09-29 10:08:29
おはようございます。
トマトの価格が高騰していて、例年よりも100円ほど高くなっています。
無理して食べなくてもいいかと思い、
サラダには他の野菜を使っています。
やはり、気温が高いと、この時期のトマトも酸味が強くなりますか?
それにしても、おいしそうなトマトです。(^-^)
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