里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

縮み雪菜とチンゲンサイは順調に穫れる

2024年11月14日 | 畑:葉菜類

縮み雪菜とチンゲンサイが穫り頃になってきました。
昨年から長らく作っていたターサイと水菜を止め葉物軟弱野菜の品目を絞り込むことにしました。
悪条件の中、10月早々に半ば強引に種播き。全てバラ播きです。
それでも想定以上に順調に生育、発芽後に3回の間引きを行いました。
こちらが縮み雪菜。


縮み雪菜はターサイの変異株から育成されたと言われています。
長く馴染んできたターサイは止めましたが、初めのうちはよく似ています。
しかし、生長するに従って違いがハッキリしてきます。
ターサイよりも葉が長めで、葉が立っています。

葉の縮みはターサイよりずっと細かく、特に芯の葉は細かく縮みます。


葉は濃緑でターサイよりも艶があり見栄えが良い。如何にもビタミン豊富に見えます。
株間10~15㎝を目安に最終の間引きをしています。
そして、1週間前くらいから抜き取り収穫を開始しました。間引きを兼ねた収穫です。
12月半ばくらいには株間30㎝程度にしたいところですが、難しそうです。
草丈は20㎝を越えてきており穫り頃になってきました。
穫れば周りの株がすぐ広がるため隙間はすぐ埋まってしまいます。


但し、厳寒期でもターサイほど地べたに這うようにはなりません。
穫ってみます。抜き取りと言っても実際は地際から切り取ります。


現在は3株ほどで丁度のボリュームです。
ターサイよりは明らかに立っており、横に広がらないため扱いやすく調製もしやすい。
ターサイと似て旨味があります。小松菜などよりも肉厚で食感が良く美味しい。
近年、当地方の店では縮み雪菜が周年出回るようになってきました。単に雪菜として出ています。
ターサイは小生の好きな野菜でしたが、縮み雪菜に置き換わることになりました。
こちらはチンゲンサイ。


縮み雪菜と同様バラ播きしたものを株間10~15㎝に間引きしました。
やはり1週間ほど前から穫り始め、最終株間30㎝くらいを目安に抜き取り収穫をしていきます。


まだ密ですが、縮み雪菜ほどには広がらないので隙間はあります。


株間が広くなれば、さらに大きな株になって行きます。


チンゲンサイはそもそも青味が薄く明緑色。
低温に晒されると少しずつ黄ばんできますが、甘味は増してきます。
穫ってみました。


3株で手頃なボリュームになっています
これから収穫が進むに従って株は大きくなり、気温が下がればさらに旨味を増すでしょう。
小生はいわゆる中国野菜の中ではチンゲンサイよりターサイ派でした。
しかし、ターサイは店には殆ど出回ることなく終焉、チンゲンサイはすっかり定着しました。
我が家郎党にも馴染んでいるのでチンゲンサイは作り続けています。