今年ダイコンは2回に播いています。品種は何れも「耐病総太り」。
シンクイムシ(ハイマダラノメイガ)対策もあって早播きは止め、1回目は8月26日の種播き。
いわばこれが秋ダイコン。
種播き後から土寄せ時まで不織布をべた掛けしており、虫の被害は防げています。
秋ダイコンは肥大の良さそうなものを10月末から穫り始めました。
今は何れも同じくらいに太り、どれを穫っても支障なくなっています。
畑が粘土質なので根は曲がりやすく、抽根つまり地上部により伸びやすい。
こちらが2回目に播いたいわば冬ダイコン。9月9日の種播き。
順調に太っています。12月の収穫で冬囲いにもするので急ぎません。
秋ダイコンを引き抜いてみます。粘土質の土が一緒に付いて抜けてきます。
曲がりはあるもののまずまずの太り。尻まで肉が付き「耐病総太り」らしくなってきました。
洗ってみます。
肌は綺麗です。一方のダイコンはかなり長大になっていました。
「耐病総太り」の最大の長所は長大になっても殆どス入りの心配がないこと。
まだ気温が高いですが、もう少し気温が下がってくれば一層味が乗ってくるでしょう。
こちらは秋ニンジン。
ニンジンは2回に播いています。1回目が7月19日、2回目が8月10日。
品種はいずれもトーホク種苗の「黒田5寸陽彩」。
今収穫しているのが1回目に播いたこの秋ニンジンです。
10月20日頃から穫っていますが、残念ながら不調。
気温が高く茂ったところに結構雨が降ったため腐敗が出ました。
葉や茎が大分枯れ、勢いが悪くなりました。
種播き後4ヵ月近くになるので一番姿がよくなる頃ですが回復しません。
奥の方が2回目に播いた冬ニンジン。
やや茂りすぎ傾向ながら勢いがよくこちらは順調。やや進んでいるように見えます。
こちらは12月からの収穫予定で一部は囲いに回るので急ぎません。
秋ニンジンを抜いてみます。
長さはそれなりながら太りがよくありません。
洗ってみます。
尻の太りが悪く、本来の姿からはほど遠い。これからどのくらい太ってくれるか。
本数は沢山あるので、気にせず穫り続けるしかなさそうです。