ナスは早くも誘引支柱を上げ収穫盛りに

ナスは植付けて２ヵ月ほどです
品種は渡辺採種場の中長なす「くろべえ」。

仕立て方はごく一般的な３本仕立て。
一番花の着いている親枝と、その直下のわき芽２本を伸ばし主枝を３本とします。
出だしの樹勢は弱く１番果も小ナスの状態で摘みました。
その後はそれなりに樹勢が付き、２番果は思いのほか早く６月２０日頃から穫れ始めました。
気温が高いことからすでに３番果、４番果と進んで、収穫が盛りになってきました。

誘引は廃材を利用した簡易な支柱を立てて行っています。
枝を誘引止めするのは中央に立てた１本の支柱にだけです。
畝の両側に適当な間隔に立てた支柱に直管パイプを横にフックバンドで止めています。
横パイプを止めるフックバンドは完全には止めていません。それで問題なく持っています。
枝がこの横のパイプに密着すると、誘引止めしなくとも枝が動きません。
気温が高く想定以上に枝が伸びてきたので、早めに横パイプを上げることにしました。
横パイプは下から軽く叩くだけで簡単に上げることが出来ます。

高さ５０㎝くらいまで上げました。

横パイプは何回か上げるのでフックバンドはそのまま完全には止めないでおきます。

反対側。

同様に上げます。

全ての横パイプが上がりました。誘引止めする必要のない誘引です。

これで一回目の簡易な誘引は終了です。

まだわき芽は邪魔になるほどに伸びていないので整枝は行いません。

すでに２番果は穫り終え、３番果も過半済み、４番果が穫れ始めています。

今年は気温が高いため、すでに畝間には敷き藁をしています。

追肥も始めましたが、当地は何分雨不足。僅か降ったもののまだまだ乾いています。
急激に最盛期になり樹勢が伴うかはかなり不安。例年更新剪定もせず穫り続けるのですが、どうでしょう。