里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

今年のイネ無事刈り取り終了

2019年09月20日 | 田んぼ
今日、急遽、稲刈りを行うことになりました。もとは明日の予定だったのですが、雨が降りそうだというので、委託している法人が、前倒ししようと連絡をよこしてくれました。ありがたいことです。
この法人は、家族中心ですが、当地方でも大規模な経営を行っている法人です。装備も乾燥機を数機備え充実しています。



現代表は若い後継の方ですが、前代表のお父さんとは昔から懇意にさせてもらっています。
今日のオペレーターは、そのお父さんの方ですが、機械操作技術は素晴らしいものがあります。
この田んぼがスタートです。高性能な高速5条刈りのコンバインを操って、すごいスピードで刈っていきます。



私も法人の軽トラックで運搬の手伝いです。



我が家の一番大きな田んぼも、あっという間に終了です。




田んぼの方は思いのほか乾いており、キャタピラーの跡で戦場のようになるのを心配していましたが、よかったです。
何はともあれ稲刈りが終わるとほっとします。いくらわずかでも、未だ稲は特別な作物なのかもしれません。
稲のなくなった田んぼは、何となく寂しい気がします。



あとは、出来上がりを待つだけですが、ちょっとだけ期待をして待ちたいと思います。


トマト連続摘芯栽培の収穫は第9、第10花房

2019年09月19日 | トマト連続摘芯栽培

 トマト連続摘芯栽培は全ての株で第3基本枝の第8花房までの収穫はほぼ終わりました。
今、収穫しているのは3回目に捻枝した第3基本枝の第9花房と4回目に捻枝した第4基本枝の第10花房です。
 この株は、上から垂れている第3基本枝の第7、第8花房まで収穫が終わり、その下の第9花房を収穫中です。その下に、おまけに着けた花房にも着果しています。左下に葉掻きした第1基本枝が見えます。


 反対側には上の方から第4基本枝が垂れて、第10、第11、第12花房、そして第13花房まで着果しています。収穫はまだです。この下に収穫と葉掻きが終わった第2基本枝があります。この辺までくると残りの個数を数えることができます。今年はこの株が最多のようで、トータル40個に届くかも知れません。


 この株も第3基本枝の第9花房が収穫です。第7花房は収穫が終わり、第8花房は着果しませんでした。その下のおまけも着果していません。左下には1回目に捻枝した第1基本枝が見えます。


 反対側は上の方から4回目に捻枝した第4基本枝が垂れています。第10花房は大きくなっていますが、第11花房は着果せず、その下に第12花房が着いています。下の方には収穫と葉掻きの終わった第2基本枝です。


 この株は全体をみると、右側の下の方に赤くなっているのが第3基本枝の第9花房。その下には葉かきされた第1基本枝が見えます。
左側に上の方から垂れた枝が第4基本枝で、一番上の第10花房が赤くなっています。第11、第12、第13花房と着いています。その下に葉かきされた第2基本枝です。


 全体を第1基本枝側から見ると、第3基本枝の最後の第9花房が赤くなっています。


 第2基本枝から見ると、一番上の第4基本枝の最初の第10花房が早いものは赤くなっていますが、まだ青いものが多いです。

 結構いいものが穫れています。昼夜の温度差が出てきたので、一段と味も乗ってきました。

 目立ってきたのが裂果。気温が下がり、雨が多いのでやむを得ません。食べる分には支障がないのですが。
 

遅くなったラッキョウの植付け

2019年09月18日 | 畑:土物類

 ラッキョウを植付けました。例年は8月中に植付けるのですが、今までで一番遅くなってしまいました。植えるのを止めようかとも思いましたが、ここで止めると種が絶えてしまう、と考え直しました。
 過去に、アサツキで同じようなことがあり、結局現在は作れなくなってしまいました。母が残したラッキョウと思い、遅ればせながら植えたわけです。
 苦土石灰や緩効性肥料を施し、トラクターでロータリー耕耘しておいたところを、管理機で逆転ローターをかけ、クワで手直しをして畦立てしました。相変わらずのごろ土です。


畦幅120センチ、条間45センチ、株間25センチの変則な2条植え。畝間45センチ、75センチ、45センチの4条のように見えます。
 品種はラクダ種と思うのですが、由来はよく分りません。

 指で押し込み、種の頭が、覆土した後6、7センチの深さになるように植付けます。







 クワで、ならしながら覆土していきます。


 100株余り植わりました。切りわらを少々掛けました。
 作業が大分遅れてしまいましたが、うまく育ってくれますか。

 


蔓ありインゲンはまだがんばる

2019年09月17日 | 畑:豆類

 5月末に種を播き、7月下旬から収穫している蔓ありのサヤインゲン。
 梅雨明け後に、連日の真夏日で、一気に収穫最盛期となりました。鈴成りになったのでさすがに株疲れををおこし、わき芽の伸びが疎くなりました。また、急に高温になったため、所々に葉焼けもできました。
 全体を見ると青々した感じではなくなり、見てくれが悪くなりました。

 しかし、支柱の内側から見ると、結構成っているのが分ります。

 この、あたりは莢が大小沢山着いています。


 旺盛なわき芽は出ていないものの、しぶとく収穫は繋がっています。葉も青味を残しているので、まだ働けるでしょう。


 莢も最盛時の「ケンタッキーカンサス」の綺麗な莢ばかりとはいきませんが、いい莢も着いています。台風も直撃を免れ、気温も落ち着いてくるので、わき芽が伸びてくれるのではと期待しています。

 
蔓ありのサヤインゲンが早く終了しそうなときは、蔓なしインゲンを播くこともあるのですが、今年はこの蔓ありインゲンに最後まで頑張ってもらわないといけません。この辺りのこのタイプのサヤインゲンは通称「親孝行」。文字通りの「親孝行」となってくれますか。


今年のイネは出来上り良さそう

2019年09月16日 | 田んぼ

 今年のイネは穂が出てからちょうど1ヵ月半。色づきは完全に進み、刈り頃を迎えています。出穂後の積算温度からいっても成熟期に達しました。
 田んぼの周囲の穂は畦に付きそうに垂れ、いわゆる黄金色の穂になってきました。


 梅雨が長引き、7月の低温で障害不稔を心配していたのが嘘のようです。
 穂を手に取り、よく見ると、空の籾もありますが、穂全体の実入りは良さそうで、穂数は例年より多いことから、少々期待が膨らんできました。


 こちらの田んぼも、例年と比べても悪くなさそうに見えます。


 今年は、穂が出た後、雨はしょっちゅう降っているのですが、長時間降ってはいないので、日照も結構確保されています。昨年と比べると、遙かに恵まれています。


 少し倒れてきたところはあります。台風15号通過時の強雨ばかりでなく、繰り返し雨が降っているためですが、昔から、少しもなびかないようでは穫れないと言われるので、このくらいなら問題ないでしょう。ただ、田んぼはなかなか乾いてくれません。


 こちらの田んぼは少し遅れ気味でしたが、刈り頃になってきました。


 こちらの田んぼは山のそばにある10aばかりの小さな田んぼで、遅れ気味なのですが、それでも刈り取りするのに問題なくなっています。


 刈り取りは、もう何年も前から馴染みの法人にお願いしていますが、周囲の稲刈りも始まったばかりで、進んでいません。今日も雨模様で刈れそうもなく、気をもんでいる方も多いことでしょう。