室温は、30.5度。
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朝から曇り空で、西の鈴鹿や多度、養老の山々は雲って山並みは全く見ることが出来ないし、蒸し暑い1日となった。
散歩がてら「てんしんらんまん」で、モーニングしていると、先日藍染の木綿生地で張った竹籠が乾いていたので、貰って来ました。
我ながら落ち着いた色合いのバックが出来たと自己満足でした。
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今月末のクラブの時に、姉に作って貰ったサマーヤーンの竹の取っ手が丁度がいいので、紺の皮のベルトを切って取り付けることにしました。
この籠を持って、着物を着て歩いて行くのがとても楽しみになりました。
何せ昼間は蒸し暑くて、外にも出られない状態だったので、居間に布団の上にゴザを敷いて、寝転がって、図書館で借りてきた養老孟司さんと中川恵一さんの共薯「養老先生、病院に行く」を読む。
医者嫌いの養老孟司さんが1年間で15㎏も痩せ、何だか調子が悪い、元気がないということで、2020年6月26日に26年ぶりに東大病院の中川恵一さんの診察を受けることになった。
持病の糖尿病があるが、心電図と血液検査の結果は、大したことはなく、次回の診察の予約を取って、待合室で待っていると、中川医師が慌てて、「養老先生 心筋梗塞です」と言われて、そのまま心臓カテーテル治療を受けることになった。
成人になってから、2週間の入院は初めてであった。
結果的には命拾いした入院となった。
徹底した入院によって、軽度の肺気腫も見つかり、序でに白内障手術もして貰って、目もよく見えるようになった。
しかし、愛猫のまるが治療のかいもなく2020年12月21日に18歳で、眠るように亡くなりました。
なぜ養老先生は心筋梗塞で命拾いをしたのに、何故病院が嫌いなのか。
医師の手にかかったら、医療制度に完全に巻き込まれるから、医療から距離を置いている。
人間も動物も何時かは死に至るのが自然摂理。
そこに医療が入ると、延命治療がされて、苦しんで生き長らえることになる。
それがきっと養老先生は耐えられないのではないかと考えます。
でもおかしいですね。養老先生が病院に行ったら、本になるんだから。
今日の万歩計は、9,125歩でした。