室温は、26度。
一番前に乗り込んで、列車からの景色はまさに日本の原風景である。
やはり岐阜県の北の方は、気温が少しは低いのか、今日が曇っているせいなのか、涼しくて凌ぎやすい。
やはり昨夜は1時近くにホテルに到着した成果、なかなか朝目が覚めなくて、7時過ぎに起きる。
8時にはホテルを出て、喫茶店を探して高山の街を歩くが、開いているところがない。
どうも駅の南側を歩いていたようで、北側の高山陣屋や朝市を目指して歩いて、やっと高山陣屋に着く。
朝市の人に喫茶店を聞くと、すぐ近くの「kisse kisse(キセキセ)」教えてくれた。
通りに面したカウンターに座ると10日間も高山に滞在して、高山をこよなく愛している方に声をかけられる。
イラストレーターをしている方で、さすが自由人は違うなあ。
コーヒーも丁寧に入れてくれてとても美味しかった。
気を取り直して、高山駅から10時44分で飛騨古川に向かう。
一番前に乗り込んで、列車からの景色はまさに日本の原風景である。
古川の街を何十年か久し振りに歩くが、蔵が並んだ裏の用水には、大きな鯉が流れに逆らうように泳いでいた。