映画撮影現場のオープンセットで
大勢の群衆が出るシーンの撮影に
監督やキャメラマンが
「次のカットはイントレで行きます」
と叫んでいます
イントレの言葉を聞いた映像効果係は
早速、俯瞰台(ふかんだい)を用意します。
俯瞰台は木製の組み立て式の台で
6尺、12尺とあります。
それでも高さが足りないときは
大クレーンを用意します
イントレランスの語源は
大正時代のアメリカ映画
サイレント(無声)モノクロ作品で
題名「イントレランス」です
大勢の群衆を大俯瞰で
とらえた有名なシーンがありました
カツドウヤさんはそのアングルにちなんで
俯瞰撮影をイントレと云っていたようです
日本映画界ではそのアングルにちなんで
俯瞰撮影をイントレと云っていたようです
なるほど大勢のモブシーンに圧倒されました
有名な俯瞰撮影では高さが足りないので
気球まで使ったと聞きました
… … …
助監督さんが使うトランシーバーの
無かった時代にどうやって、助監督さんは
大勢の群衆(エキストラ)を動かしたのでしょう