テレビでは最初からトランシーバーが
使われていました
スポーツ中継番組は中継車を競技場(球場)に
持ち込んで機材をセッティングします
何台かのカメラを中継車内でスイッチングして
映像を、また競技場内の多数の
マイクロホンをミキシングして
音声をまとめます
映像と音声で番組が出来上がります
中継車からの番組はパラボラアンテナで
テレビ局のパラボラアンテナに
マイクロ波に載せて送ります
中継車とテレビ局のパラボラアンテナの
向きを合わせるのに
トランシーバーが活躍します
ここで使われるトランシーバーは,
アメリカ・モトローラ製の
単一乾電池が十数本使う大きなものでした
本社のマイクロ波、受け担当技術者は
アンテナ入力のSメーターを見ています
中継車側のアンテナを左右,上下に振って
このメーターの振れの1番大きいところで
「そこでアンテナをロックして下さい」
「マイクロ合わせOKです」
で中継車の番組がテレビ局に届くようになります