イーストマン・コダックは最初に
パトローネ入り35ミリフィルムを
売り出したことで、35ミリフィルムが
一般写真愛好家からプロカメラマンにまで
広まりました
35ミリフィルムは画面の寸法が小さくて
トリミングすることが難しいです
広い画面が必要なときはワイドレンズで
また、大きく被写体をとらえるには
望遠レンズが用意されていました
一番大きな8×10(エイト・バイ・テン)や
4×5(しのご)サイズの乾板かシートフィルムでは
ある程度トリミングできましたが
24×36㍉のライカ判の画面は
大きなサイズの作品が作れる
最低のフィルムサイズでした
35ミリフィルムはギリギリのサイズでした
35ミリ写真術はノートリミングが原則でした
コダックのAPSはこの35ミリ・フィルムより
画面が広いと私は聞きました
35ミリ巾でしかも、両側のパーフォレーションを
小さくしてその分,画面を広くすると
虫のいいことを私は考えていました。
結局。APSは35㍉より画面が小さいのです
35ミリより小さいことは、使用するレンズの
イメージサークルが小さくてすみます
いままでの35ミリ用レンズが
そのまま流用できるのでした