テープレコーダーは
オープン・リール式で始まりました
録音用のテープはリールに巻かれています
録音するにはリールに巻かれたテープを
レコーダー左側にセットします
テープをリールから引きだして
レコーダー中央のヘッド(消去ヘット、録音ヘッド
再生ヘッド)群を通して次の
キャプスタンとピンチローラーの
間を通してテープ巻き取りリールにテープを
巻き付けます
このテープ・セットの煩わしさから
開放されるよう
テープのカセット化が考案されました
カセット化には色んなアイディアがありました
結局、オランダフィリップスがオープン(特許無償)で
発表した「コンパクト・カセット」が主流になりました
世界中、これが標準になります
このコンパクト・カセットはテープスピードが
4、75センチでオープン・リールレコーダーから比べて
ずいぶん遅いテープスピードです
このテープスピードが遅くなると
テープノイズが目立つようになりました
このノイズを減らす方法が
いろいろ考えられました
NR(ノイズ・リダクション)といいました
色々考案されましたが
ドルビー方式に落ち着きました