アニタ・オデイのスキャットの
「フォア・ブラザース」の伴奏は
レス・ブラウン楽団でした
私がSPレコードを最初に購入したのが
「センチメンタル・ジャーニー」でした
… … …
伴奏の楽団がこのレス・ブラウンと
ザ・バンド・オブ・レナウンで
歌がドリス・デイでした
… … …
当時、ドリス・デイは
レス・ブラウン楽団の専属歌手でした
「センチメンタル・ジャーニー」は
長い前奏のあと、やっとドリス・デイの
歌が始まる構成でした
一緒に聞いていた父親が
ドリス・デイの歌を
「この子の歌声はかすれているね…」
と云いました
いまで云うハスキー・ボイスの
ことですね
バンドリーダーのレス・ブラウンは
俳優のケーリー・グラントに似た
なかなかの二枚目でアルト・サックスを
持って指揮していました
… … …
「センチメンタル・ジャーニー」の
世界的な大ヒットで
ドリス・デイは、
映画に進出して大活躍です
… … …
ドリス・デイの歌を聞くといつも
父親の云った「かすれ声…」の
言葉を思い出します