テレビドラマのスチール写真を
担当していたMカメラマンは
ミノルタオートコードのほかに
ローライフレックス(オートマット)も
使っていました
ローライもミノルタもカメラの横の
ハンドルを巻き上げるとフィルム送りと
シャッター・チャージができて速写に向いています
映画のスチール写真がキャビネ判の
ガラス乾板を使っていたので
テレビドラマのスチール写真も中判の
ブロニー判にしたのでしょうか
テレビドラマには映画館のように
ガラス・ウィンドウはありません
テレビドラマのスチール写真は
新聞のテレビドラマの解説欄や
芸能雑誌に配布されていました
テレビドラマ(VTR)を他局へ
販売することがあります
テレビドラマのスチール写真は
番組販売(番販=ばんはん)とか
番組宣伝(番宣=ばんせん)などで
活用されていました
新聞テレビ欄や芸能雑誌の掲載では
中判のブロニー判でも35ミリ判でも
見た目にあまり差は感じられません
いつの間にかローライやミノルタから
35ミリ判カメラに変わりました
テレビセットの全体や
俳優さんのグループショット
2ショット、3ショット用に
ワイドレンズ付きと中望遠レンズ付き
ニコンFを2台、Mカメラマンは
首から提げていました