映画の制作日数は二本立ての
添え物作品で大体20日間
本編で1カ月から数カ月掛かります
1本の映画のキャストは勿論ですが
制作スタッフもよほどのことがない限り
制作中に変更はありません
1本の映画の縁で集ったスタッフ
キャスト(俳優)は
その映画の完成が近づくと
家族のようになっていきます
折角、縁あって集まったスタッフ、キャスト
ですから、映画制作を記念して
一同で記念写真を撮るように
なりました
映画完成間近になると出番のなくなった
契約の俳優さんは
次々と撮影所から去っていきます
記念写真を撮る時期は、
一番俳優さんの集まっている
ときに、撮影所のセットを背景に
スチール写真担当の
カメラマンが撮ります
カメラは、組立暗箱のガラス乾板で
「用意…1…2…3…」と
カメラマンはゴム球を握る
B(バルブ)シャッターです
監督さん、チーフ助監督、キャメラマン
その他スタッフに主演男優、女優さん
、
その他俳優さんにチョークで映画の題名が
書かれた小さな黒板を
入れ込んで大勢の関係者が集います
記念写真を受けとってよく見ると
関係のない人が写っていたことがありました
ふざけて記念写真に紛れ込んだのでしょう