カラヤンの指揮といい
ベルリン・フィルは
世界で超一流の音色と演奏です
テレビ中継録画では
画面、映像に凝る方向に向かいました
ザ・シンフォニー・ホールの舞台に
すり鉢状のセットが組まれました
この舞台を客席から観ると
ひな壇のように手前に第一、
第二バイオリンが、そして
木管、金管、打楽器群、コントラバスと
立体的に見えます
立体的なセットに並んだオーケストラで
例えばフルートのソロをカメラで撮ると
画面の奥にホルン群が少しぼけて写り込んできます
指揮者カラヤンは
リハーサルでまわしたVTRの映像を
チェックしていたようでした
指揮者カラヤンの正面の大写しを撮るには
オーケストラの打楽器群のあたりに
カメラを置かなくてはなりません
それでは正面の広い絵にそのカメラが
写り込んできます
そこで指揮台の足下、ビオラ群の前に
ローアングルのカメラを置くことになりました