初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

テープ・レコーダーの交流バイアス法

2014年08月27日 18時47分29秒 | Weblog


私にとって未知の世界だった

テープ・レコーダーも本を読み進むうちに

いろいろわかってきました



テープ・レコーダーの構造は

録音ヘッドを通じて

鉄粉を塗布したテープに

音声を録音していきます

しかし、音声の強弱に比例して

テープが磁化されません

磁気ヒステリシス曲線を描きます



つまりそのままでは

音声が歪んで録音されるので

実用になりません

それを改善する方法として

東北学院大学教授、永井健三、五十嵐悌二によって

交流バイアス法を発明しました



この交流バイアス法はテープ・レコーダーの

根本です。それが日本で

1939年(昭和14年=私が六歳)のときの

発明ですから、戦争が無ければ

日本でテープ・レコーダーが

完成されていたかもわかりません