オープン・リール・ステレオ・デッキが
オーディオ・マニアの間に広まってきました
テープ・スピード19センチで4トラックの
テープ・デッキにあきたらずに、もう一つ
ランクの高いテープ・スピード38センチ
で2トラックの機械が現れました
… … …
ハイ・レベルのオーディオ・マニアには
38ツートラ(さんぱちつーとら)と
呼ばれて愛用されていたようです
写真は、ナショナル(松下電器=現パナソニック)の
38ツートラのテープ・デッキ「テクニクス」で
大きな10インチ・リールがかかった凄いスタイルです
ステレオ・LPレコードを購入すると
レコード・ジャケットの封を切って、
まず、テープ・レコーダーで
レコードを録音します
そして普段はLPレコードを再生しないで
録音したテープで演奏を聴いて、
LPレコードの消耗を防ぎます
親友やレコード・マニアがリスニング・ルームに
集まったときにレコードをかけるというのです
… … …
しかも、このレコードは何回再生したかなどを
記したノートまで作ったと
聞いたことがありました