初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

LP・フォノ・カートリッジの針先

2014年09月02日 18時50分46秒 | Weblog


SPレコードの再生は蓄音機のターンテーブルに

乗って回転しているレコードにサウンドボックスの

針先をおろして聴いていました

針先は鉄製でネジでサウンドボックスに止めています

レコード裏表二、三枚かけると針先が摩耗して音が悪くなりました

音が悪くなると針先をかえていました



LPレコード時代になっても特殊なレコード針で再生することには

変わりありません。

LP盤の材料が塩化ビニール系で

SP盤に比べて音溝が極端に細いのでスタイラス・チップや

永久針とも呼ばれて、ダイヤモンド、サファイア、ルビーなどを

精密加工したものが使われました

… … …

LP盤のスタイラス(永久針)はSP盤のように

何枚か再生して針を交換するのではなく、LP再生に何時間使ったかで

交換していました。



交換針は(株)ナガオカが主に製造していました

自分のフォノカートリッジに合ったものを

自分で取り替えるか、高価なMC型のカートリッジのなかには

カートリッジメーカーに送り返さないと交換できないものも

ありました。



LPレコードを再生すると

フォノカートリッジの針先は摩耗するし

その針先でトレースするLPレコードの

音溝も摩耗します

… … …

そのレコードの摩耗を嫌って

最初に封を切ったレコードをまずテープに録って

レコードを大事にしたオーディオ・マニアが

いたのです