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経営コンサルタントへの道

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■■【アメリカ経済の読み方】アメリカ産業界が日本のTPP参加に警戒  時系列的に見ると理解が深まる

2013-06-13 15:53:00 | 【話材】 ビジネス関連

■■【アメリカ経済の読み方】アメリカ産業界が日本のTPP参加に警戒  時系列的に見ると理解が深まる
<v:shapetype id="_x0000_t75" stroked="f" filled="f" path="m@4@5l@4@11@9@11@9@5xe" o:preferrelative="t" o:spt="75" coordsize="21600,21600"><v:stroke joinstyle="miter"></v:stroke><v:formulas><v:f eqn="if lineDrawn pixelLineWidth 0"></v:f><v:f eqn="sum @0 1 0"></v:f><v:f eqn="sum 0 0 @1"></v:f><v:f eqn="prod @2 1 2"></v:f><v:f eqn="prod @3 21600 pixelWidth"></v:f><v:f eqn="prod @3 21600 pixelHeight"></v:f><v:f eqn="sum @0 0 1"></v:f><v:f eqn="prod @6 1 2"></v:f><v:f eqn="prod @7 21600 pixelWidth"></v:f><v:f eqn="sum @8 21600 0"></v:f><v:f eqn="prod @7 21600 pixelHeight"></v:f><v:f eqn="sum @10 21600 0"></v:f></v:formulas><v:path o:connecttype="rect" gradientshapeok="t" o:extrusionok="f"></v:path><o:lock aspectratio="t" v:ext="edit"></o:lock></v:shapetype><v:shape id="図_x0020_1" alt="http://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif" o:spid="_x0000_i1028" type="#_x0000_t75" style="width: 12pt; height: 12pt; visibility: visible; mso-wrap-style: square;"><v:imagedata o:title="176" src="file:///C:UsersNF4DB~1.IMAAppDataLocalTempmsohtmlclip11clip_image001.gif"></v:imagedata></v:shape>

 最近の経済ニュースのエッセンスを、独断と偏見でもってまとめてみました。



◆ アメリカ産業界が日本のTPP参加に警戒 2013/06/12

 内閣支持率が高い安倍政権ですが、株価の乱高下でアベノミクスへの評価も揺らぎ面が見られます。

                       そのような中、アメリカの産業界から意見を聞く公聴会で、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)への日本の交渉参加について、批判的な意見が出されました。

                       もともと自動車業界を中心に日本のTPPへの参加反対が強かったのですが、市場開放が日本で進んでおらず、それが原因でアメリカ製の自動車が日本向け輸出で低迷しているという、言いがかりに近い発言が出ています。

                       また、輸出が有利となるよう円安誘導が行われているという見方です。

                       「日本が対応を変えないかぎり、日本車にかけている今の関税を引き下げてはならない」と、アメリカ政府に厳しい対応を求めました。

                       一方で、金属製品のチタンを製造する企業からは、関税の撤廃で日本からの輸入が拡大しますと、国防関連の産業に打撃が及ぶなどと日本の参加に懸念を表明しています。

                       他方、アウトドア用品の業界団体からは、日本のTPPへの参加は市場拡大の大きなチャンスになるとして強い期待が示されました。

                       アメリカの製造業の一部に、日本の交渉参加について、強い警戒があることが改めて示されたといえます。


◆ アメリカ景気は拡大しているか? 2013/06/07

 株価下落の中で、安倍総理が第三の矢を放ち、気勢を上げています。

 そのような中、FRB(連邦準備制度理事会)が、最新の経済情勢の報告をまとめました。この報告書はベージュブックと呼ばれ、全米の12の地区連銀が、企業などに対して聞き取り調査をしたまとめです。日本で言えば、短観に近い存在と考えています。

 これによりますと、アメリカ各地の最新の経済情勢は、住宅市場の改善などで景気は全体として緩やかに拡大しているという判断が示されました。

 しかし、雇用の増加のペースが遅いことなど、企業側の判断には慎重さが窺えます。

 個人消費については、地区によるバラツキが見えます。小売売上の増加幅が僅かにとどまっている地区が散見されるからです。

 私がアメリカ経済を診るときには雇用統計を重視していますが、改善傾向にありますものの、そのペースが遅いことが気になります。企業が採用を控えていることがその主因であると考えます。
 7日に雇用統計が発表され、中旬には公開市場委員会で当面の金融政策が議論されます。ここで改善していれば、アメリカの景気の先行きは明るいとみて良いでしょう。

◆ アメリカ政府がシェールガスの日本輸出を認可 2/2 2013/05/27

 敦賀原発2号機が、活断層上にあるという結論に達し、原電は、まだ粘っていますが、廃炉への道を歩まざるを得なくなりそうです。

                     他の原発も再稼働が進まない中で、電気料金の値上げが相次いでいます。

                     その様な時期だけに、「革命」とまで呼ばれるアメリカ産の安いシェールガスへの期待は大きいです。NHKの嶋津八生解説委員の解説要旨を2回にわたってご紹介していますが、前回は「アメリカ産シェールガスとは」をお送りしました。

◇2 アメリカ産シェールガスが及ぼす影響

                     アメリカ向けのLNGの大輸出基地を建設してきた中東のカタールは、あわててこのLNGをヨーロッパに振り向けました。

                     プーチン政権が天然ガスの輸出先として日本や中国などアジア市場の開拓に血眼になっているのは、エネルギー輸出を柱とするロシア経済の先行きが、危うい状況に追い込まれていることによるものです。

                     折から大震災後、LNG火力を代替・フル稼働させなければならなくなった日本の電力会社もカタールからのLNGの緊急輸入によって、当面の自体をしのぎました。

                     原発の再稼働が進まない中で、代替のLNGや石油火力を稼働させるため、日本全体では、産油国への支払いが4兆円近く増え、貿易赤字の拡大に拍車をかけています。

                     LNG全体の20%弱に当たる量がシェールガスで賄われるようになり、その分が、仮に30%安い値段で輸入できるとすれば、単純計算で4000億円弱の輸入額節減につながります。それでは日本がメジャーや国有石油会社を相手に、どこまで原油リンクのLNG価格の見直しを迫れるのか。

                     天然ガスの生産量では、アメリカは今やロシアを抜いて世界一ですが、輸出量がロシアやカタールのように大きく増えていく状況ではないと見られます。アメリカ産シェールガスの輸入を交渉材料に、他の国に対してLNGの輸入価格の引き下げを迫る地道な努力を重ねていく必要はあるでしょう。 <完>

◆ アメリカ政府がシェールガスの日本輸出を認可 1/2 2013/05/26

 敦賀原発2号機が、活断層上にあるという結論に達し、原電は、まだ粘っていますが、廃炉への道を歩まざるを得なくなりそうです。

                     他の原発も再稼働が進まない中で、電気料金の値上げが相次いでいます。

                     その様な時期だけに、「革命」とまで呼ばれるアメリカ産の安いシェールガスへの期待は大きいです。NHKの嶋津八生解説委員の解説要旨を2回にわたってご紹介しておきます。

◇1 アメリカ産シェールガスとは

 アメリカ政府は先週末、日本向けのシェールガスの輸出を初めて認可しました。

                     今回アメリカ政府が認可したのは、中部電力と大阪ガスがアメリカ南部のメキシコ湾に面したフリーポートにあるLNG・液化天然ガスの輸出基地から日本に向けて年間合計440万トンを20年間にわたって輸出するという計画です。

                     アメリカ政府は安全保障上の観点から、石油や天然ガスの輸出を、FTA・自由貿易協定を結んでいる国以外には認めてきませんでした。

                     日本企業が、アメリカ産シェールガスを日本に輸入するプロジェクトは、合わせて3件、合計で年間1470万トンになります。残る2つについてもアメリカ政府が認可し、2017年頃から輸入が始まりますと、日本のLNG需要の20%弱をアメリカ産のシェールガスで賄われる計算になります。

                     アメリカの天然ガスの生産は頭打ちで、海外からLNGの形で輸入して補う以外にないと言われてきました。

                     シェールガスの生産の拡大によってアメリカの天然ガス価格が、世界の中で最も安くなったため、化学企業は原料を石油から安いシェールガスに切り替えてアメリカ国内での生産に次々打って出ようとしています。

                     日本やヨーロッパの石油化学や製鉄などエネルギー多消費型の企業の間では、アメリカに工場を移す動きが出始めています。 <続く>


◆ バーナンキFRB議長G7欠席の背景 2013/05/12

 FRB(連邦準備制度理事会)のバーナンキ議長は、イギリスで開かれているG7(先進7か国の財務相・中央銀行総裁会議)を欠席し、シカゴの連邦準備銀行が開催した年次総会で講演したことが話題になりました。

 ニューヨーク市場で株価が史上最高値の水準で推移するなど取り引きが活発、現在の低金利の状況下で、投資家が過度なリスクを取っていないかと、バーナンキ議長は、市場の動きを注視する考えを示しました。

 すなわち、株式市場や住宅市場でバブルが発生しているのではないか心配な状況です。

 バーナンキ議長は、「FRBがバブルが発生しているかどうかを見極められず、市場の評価を誤る可能性があるかもしれませんが、今後、実体経済と比べて資産価格が歴史的に異常な状態になっていないかどうかをしっかりと監視したい」と述べ、市場の監視を強化する考えを示しました。

 FRBのバーナンキ議長が、G7を欠席してまで講演を選んだのは、金融市場を取り巻くさまざまなリスクについて懸念があるからと考えます。バーナンキ議長は、量的緩和策を将来的に縮小する意向ではないでしょうか。

 アベノミクスに浮かれている日本ですが、2%の壁を通り越して、インフレに陥る懸念を私としては益々強くしています。



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■■【日刊経営マガジン 独善解説】 アベノミクス 国際展開

2013-06-13 14:31:05 | 【話材】 ビジネス関連

■■【日刊経営マガジン 独善解説】 アベノミクス 国際展開


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 経営コンサルタント歴35年の経験から、

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の皆様に、時宜に即した情報を毎日お届けしています。


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【今日のブログ】 ←クリック

 本日お届けした、その他の記事が掲載されています。

【今週の注目】ポイントを掴むと見えるものが異なってくる<o:p></o:p>
 漠然とものを見るのではなく、今何がポイントなのかを押さえてみると、それまで見えなかったものが「視える」ようになります。
                 今週の動きを、NHKニュース、日経サイト他を参照して、独断と偏見で項目を選んでみました。また
、最新記事を時系列的に掲載している【独り言】コーナーも併せてご覧下さると一層ヒントを得られやすくなります。



6月10日(月)
内閣府:1~3月期の国内総生産、5月の消費動向調査・景気ウオッチャー調査
経産省:4月の特定サービス産業動態統計
財務省:4月の国際収支、5月の対外・対内証券売買契約
日銀:5月の貸出・預金動向、日銀金融政策決定会合
民間:5月の企業倒産、米倉経団連会長記者会

11日(火)
政府内閣:閣議
内閣府・財務省:4~6月期法人企業景気予測調査
日銀:金融政策決定会の結果発表、5月マネーストック、黒田日銀総裁記者会見
民間:4月産業機械・環境装置受注額、4月携帯電話・PHS国内出荷実績、5月工作機械受注実績速報値
アメリカ:4月卸売売上高・卸売在庫、世界最大級のゲーム見本市開幕(13日まで)
マレーシア:4月マレーシア鉱工業生産指数

12日(水)
内閣府:4月の機械受注統計
日銀:5月企業物価指数、6月金融経済月報
アメリカ:5月財政収支、10年物国債入札

13日(木)
政府・内閣:6月月例経済報告
日銀:白井審議委員あいさつ・記者会見
民間:東京おもちゃショー2013開幕
アメリカ:4月企業在庫、5月小売売上高・輸出入物価指数
韓国:中銀金融政策委員会結果発表


今日は何の日

季節の移ろいを見せる毎日ですが、毎日が変化の日です。今日は何なのかを起点に、経営の視点で物事を見て、徒然に自分の思いを記述した、エッセーとは異なる文章にまとめてみました
総合インデックス 日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます
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独善解説

【経営コンサルタントの独り言】 
 独断と偏見で、その日のニュースや話題などを、タイミング良く、できるだけ公平公正にお伝えしたいと思います。また、最後に私なりの私見も付けることがあります。読者の皆様からは「わかりやすい」をお褒めの言葉をいただいています。最新記事を時系列的に掲載しているまとめて【独り言】コーナーも併せてご覧下さると一層ヒントを得られやすくなります。



◆ 民間活力でアベノミクスはうまくいくか? 2013/06/13

 安倍総理大臣が、経済の成長戦略において「民間の活力を引き出す」「10年後に一人当たりの国民総所得を150万円以上増やす」ことを表明しました。

 私たちは、この安倍政権の民間の活力を高めるという成長戦略に期待を持っていいのでしょうか。

 今井解説委員は、安倍政権の成長戦略の中味を3項目にまとめています。

1.企業や産業、日本の立地の競争力を強化すること

2.医療・介護や農業などの分野で新しい市場をつくりだすこと

3.海外での利益を増やすこと

 これまで、上記の第1項と2項について私見を述べさせていただきました。

【本連載のこれまでの内容】
 ◇第1回 なぜ成長戦略が注目されるか
 ◇第2回 成長どころか乱高下
 ◇第3回 成長戦略の中身
 ◇第4回 戦略市場創造

◇第5回 国際展開

 安倍政権の成長戦略の第3項は「海外での利益を増やす」ことです。

 海外での利益を増やすための戦略として、次の2項が挙げられています。

1.TPPなど、自由貿易協定を締結した国との貿易額の割合を、2018年までに、今の19%から70%に高める

2.インフラの輸出額を2020年までに今の10兆円から30兆円規模に拡大すること

 第1項は、農業や保険などの業界におけます大反対の中、安倍政権が進めようとしています。

 農業分野は、これまで国の手厚い保護を受けてきたこともあり、その既得権にしがみつき、製造業におけるような厳しい競争下における企業努力不足は否めません。その道の専門家によると、まだまだ経営努力をする方策があるように推測します。

 一方で、食料というのは、絶対に死守すべき問題であり、その観点での考察が充分なされていないのが現状のように思えます。

 国民健康保険という、世界で最も福祉面で進んだ制度が、TPPにより揺らぐ可能性を秘めています。その問題を解決できる秘策を政府は持っているのでしょうか、見出せると考えているのでしょうか。先が見えないままの現状は、大変不安です。

【今後の連載予定】
 ◇第2回 成長どころか乱高下
 ◇第3回 成長戦略の中身
 ◇第6回 安倍政権の成長戦略の評価
 ◇第7回 安倍政権成長戦略の問題点と実効性
 ◇第8回 安倍政権成長戦略の「家計への還元」問題とまとめ

◆ 民間活力でアベノミクスはうまくいくか? 2013/06/12

 安倍総理大臣が、経済の成長戦略において「民間の活力を引き出す」「10年後に一人当たりの国民総所得を150万円以上増やす」ことを表明しました。

 私たちは、この安倍政権の民間の活力を高めるという成長戦略に期待を持っていいのでしょうか。

 今井解説委員は、安倍政権の成長戦略の中味を3項目にまとめています。

1.企業や産業、日本の立地の競争力を強化すること

2.医療・介護や農業などの分野で新しい市場をつくりだすこと

3.海外での利益を増やすこと

 前回は、その第1項について私見を述べさせていただきました。

【本連載のこれまでの内容】
 ◇第1回 なぜ成長戦略が注目されるか
 ◇第2回 成長どころか乱高下
 ◇第3回 成長戦略の中身

◇第4回 戦略市場創造

 安倍政権の成長戦略第2項は「医療・介護や農業などの分野で新しい市場をつくりだす」です。すなわち「戦略市場創造」と言え、次の2点を前面に出しています。

1.iPS細胞をつかった再生医療など最先端の分野で、医療開発や新薬の開発を、一元的に指揮する司令塔の機関を新たにつくること

2.インターネットを使った市販薬の販売を、原則として解禁すること

 iPS細胞は、京都大学の山中伸弥教授のノーベル賞受賞でクローズアップされました。日本は、研究段階では最先端を行っている部分の多い医療や新薬開発関係ですが、実用化への段階が遅れています。

 法改正などで、この分野でやるべきことも多いですし、分野を絞って集中的に促進していくことは重要です。この観点から、国が支援することは、その後押しをすることになります。

 上記の第2項ですが、これは本当に国民にとって好ましいことでしょうか。市販薬は、大きく3分類されていますが、第一分類は、薬剤師などのアドバイスなしで、インターネットで購入することができるというのは、使い方を誤り、薬害に繋がることも懸念されます。

 一方で、従来の法律では、わざわざ薬剤師のいる薬局まで足を運ばなければならない患者さんには厳しい規制です。それが緩和されることは結構なことです。

 インターネット販売のやり方を工夫すべきですのに、手抜きの方策で人気とりのために実施するように思えます。

【今後の連載予定】
 ◇第5回 国際展開
 ◇第6回 安倍政権の成長戦略の評価
 ◇第7回 安倍政権成長戦略の問題点と実効性
 ◇第8回 安倍政権成長戦略の「家計への還元」問題とまとめ

◆ 民間活力でアベノミクスはうまくいくか? 2013/06/11

 安倍総理大臣が、経済の成長戦略において「民間の活力を引き出す」「10年後に一人当たりの国民総所得を150万円以上増やす」ことを表明しました。

 私たちは、この安倍政権の民間の活力を高めるという成長戦略に期待を持っていいのでしょうか。

 NHKの今井純子解説委員の番組で探ってゆきます。

 ◇第1回 なぜ成長戦略が注目されるか
 ◇第2回 成長どころか乱高下

◇第3回 成長戦略の中身

 では、安倍政権の成長戦略は、国民の期待に応えるだけのホンモノの内容になっているのでしょうか。

 今井解説委員は、その中味を3項目としてまとめています。

1.企業や産業、日本の立地の競争力を強化すること

2.医療・介護や農業などの分野で新しい市場をつくりだすこと

3.海外での利益を増やすこと

 安倍政権では、第1項については、設備投資の増加と競争力の強化に向けて、次の3項目を挙げています。

1.古い生産設備を、最新の設備に買い替える企業を税金などで優遇すること

2.人が操作しないで、自動的に運転する車の開発に向けて、現在は認められていない公の道路での走行実験を認めるといった規制緩和を、個別の企業に対して認める制度をつくること

3.国が選んだ特定の地域で、大胆な規制緩和や税制優遇を検討する「国家戦略特区」を新たにつくる

 私は、この3項は、目新しい政策でも何でもないと考えます。しかし、だからといって、全然ダメだと言っているわけではないですが、私の考えをご紹介します。

 第1項は、スクラップ&ビルドをすることにより、買い換え需要を引き出そうとしている、目新しい手法ではありません。資源保護という観点では逆行することであり、それに税金優遇すると言うことでは、反対する人も多いでしょう。

 第2項は規制緩和という手法です。国内で生産や開発をすることへの魅力を高めることで、民間の設備投資を増やそうというのです。自動運転というのは、実はカーナビが最初目指したことで、ITSの実現を目指そうとしています。すなわち、目新しい技術ではなく、それを前面に出して、3年間で10%の成長を目指し、リーマンショック前の水準に戻そうという、「成長」に値することではなく、ようやく元に戻るだけです。

 第3項も規制緩和です。建物の容積率を緩和したり、インターナショナルスクールをつくりやすくしたりしています。「世界で一番ビジネスがしやすい環境をつくって、海外からの投資を呼び込む」と言っていますが、目論見通り行くのでしょうか。

◆ 民間活力でアベノミクスはうまくいくか? 2013/06/10

 安倍総理大臣が、経済の成長戦略において「民間の活力を引き出す」「10年後に一人当たりの国民総所得を150万円以上増やす」ことを表明しました。

 私たちは、この安倍政権の民間の活力を高めるという成長戦略に期待を持っていいのでしょうか。

 NHKの今井純子解説委員の番組で探ってゆきます。

 1回目は「なぜ成長戦略が注目されるか」というタイトルでお話しました。

◇2 成長どころか乱高下

 ここに来て株価が急落したりして、その影響で円安にもなったりしています。

1.株価は、先月半ばから、一転して、下落に転じています。

2.長期金利が上がったことで、住宅ローンの金利も上がっています。

3.円安の影響で、輸入品を中心に食品や電気代、パソコンなど幅広い製品やサービスで値上げが相次いでいます。特に、家計や中小企業にとっては、重い負担です。

 このままでは、私たちの生活に景気回復の恩恵が回ってくる前に、個人消費が落ち込んでしまいかねません。そうなりますと、経済の足を引っ張ることになるでしょう。

 景気の回復を持続させるには、「金融緩和」や「財政出動」に頼った期待先行の段階から、民間主導の力強い経済再生の段階へと早く橋渡しをしていかなければなりません。

 そのためには、経済の構造改革を進めて、企業の活力を取り戻すという政府の決意と、そのための道筋を盛り込んだ「成長戦略」を確実に実行することが求められるのです。

◆ 民間活力でアベノミクスはうまくいくか? 2013/06/09

 安倍総理大臣が、経済の成長戦略において「民間の活力を引き出す」「10年後に一人当たりの国民総所得を150万円以上増やす」ことを表明しました。

 私たちは、この安倍政権の民間の活力を高めるという成長戦略に期待を持っていいのでしょうか。

 NHKの今井純子解説委員の番組で探ってゆきます。

◇1 なぜ成長戦略が注目されるか

 昨今、日本経済が置かれている状況から見てみましょう。

 安倍政権は、「第一の矢」と「第二の矢」を矢継ぎ早に打ち出しました。

 第一の矢は「大胆な金融緩和」であり、第二の矢は「機動的な財政出動」です。

 株高と円安の追い風を受けて、輸出や消費が増え、2013年1月から3月までのGDPの伸び率は、年率に換算してプラス3.5%と、高い伸びを示しました。

 しかし、同期間における企業の設備投資は、2012年と比べて減少が続いています。サラリーマンの給与も、多くなるどころか、0.6%下回っています。

 すなわち景気回復の恩恵を受けているのは、一部の大企業や資産家だけです。日本経済全体が力強く回復していると言える状況にはなっていないのです。

 期待だけが先行して株高、円安になっていて、国民に広く恩恵が行きわたっている訳ではないのです。そのために、国民がアベノミクス効果を実感できていないため、財布の紐は期待ほどには緩んでいません。

◆ 宇宙にゴミが一杯 2013/06/08

 人工衛星が打ち上げられますと、以前ほどではないものの華々しい報道が行われ、国民も喜んでニュースを見たりしています。一方で、宇宙に打ち上げられて、寿命を迎えた衛星やロケットの残骸が、宇宙空間で「宇宙ゴミ」になってしまう問題が深刻化しています。

                     NHKの室山哲也 解説委員が、その深刻さについて解説していました。その要旨を簡単にまとめましたのでご紹介します。

                     気象衛星や通信衛星など生活に役立っているが、任務終了後は丸ごと漂流したり、残った燃料が爆発して部品がばらばらになり、宇宙ゴミになってしまう。

                     いずれ落ちては来るが、長く宇宙にとどまるものも多く、最近は、稼働中の衛星に衝突する事故が起き、問題が深刻化している。

                     宇宙ゴミは、米ソの宇宙開発競争につれて増加を続け、最近では中国の衛星衝突実験などで急増。

                     これが衛星や国際宇宙ステーションに深刻な影響を及ぼす。直径3センチのアルミを秒速1.7キロで小型衛星の模型にぶつけた実験を行うと、一瞬で炎を上げ破壊された。

                     実際、宇宙での衝突事故はどのくらい起きているのか?

                     国際宇宙ステーションは、宇宙ゴミが接近したため、危険から免れようと回避したのが15回。

                     宇宙ゴミには色々な大きさがあるが、10センチ以上のものは、米国監視システムなどで監視でき、軌道を予測して事前に回避することができる。また1センチ以下のものについては、宇宙ステーションなどの機体は、補強して穴があかないような対策が施されている。

                     私は、この番組を見ていて怖くなりました。宇宙を利用している国が共同して、宇宙清掃衛星を開発する必要があるように思えます。


◆ 日本が進むべき方向 2013/06/07

 大胆な金融政策を中心に日本の経済再生を図る「アベノミクス」の成果で、安倍総理の人気も高いです。

 しかし、アジアなどの新興国では、こうした日本の金融政策による円安が通貨高を招き、輸出が伸び悩むなどの影響が出始め、円安への警戒感は強まってきています。

 NHKの番組で、TICAD(アフリカ開発会議)に出席するために来日したアメリカのコロンビア大学のジェフリー・サックス教授とビズプラスサンデーの飯田香織キャスターのインタビュー番組を見た人も多いと思います。

 持続的で安定した成長のために日本や世界各国はどのような経済政策を行うべきなのか、そのポイントを整理しました。

 

◇5 日本は今後どうあるべきか 2013/06/07

 サックス教授のお話から、それでは日本はどうすべきかを考えてみましょう。

 彼は、日米においては経済政策があまりに短視眼的だと言っています。とくに日本においては、首相がころころと、政権変更がおきました。

 アメリカでも政治のサイクルは長いとは言えません。連邦議会の選挙は2年おき、大統領選挙は4年おきにあり、深い構造問題を解決するには時間が足りません。

 このような状況では、中長期的なビジョンでの政策が実現しにくくなります。

1.中国を世界経済にどう組み込んだら良いのでしょうか。

2.将来を担う子どもたちの「21世紀型の教育」をどうしたらよいのでしょうか。

3.気候変動の問題や原発の問題など、解決しなければいけない各種の問題にどのように取り組んだら良いのでしょうか。

 これはほんの一例ですが、彼は、日本政府につぎのような点をアドバイスとして指摘しています。

1.人間にとってよりよい経済にするために、今後の根幹の問題は、人々の生活をどう向上させたら良いのでしょうか。

2.環境問題やエネルギー問題など、長期的な問題への取り組みます。重要なのは、短期的な問題に取り組みながら、長期的な問題に取り組むことです。

3.真の成長は、アジアやアフリカなどの新興諸国にありますが、こうした新興諸国の発展に日本はどのように寄与したら良いのでしょうか。持てる日本の能力を十分に発揮すべきです。

 このような中で、TICAD(アフリカ開発会議)は、タイミング良く開催されましたと、
サックス教授はコメントしています。

 昨年実施した中国の二番煎じのように私には思えますが、ウインウインの関係を構築する機会になれば良いと考えます。 <完>

◆ 日本が進むべき方向 2013/06/06

 大胆な金融政策を中心に日本の経済再生を図る「アベノミクス」の成果で、安倍総理の人気も高いです。

 しかし、アジアなどの新興国では、こうした日本の金融政策による円安が通貨高を招き、輸出が伸び悩むなどの影響が出始め、円安への警戒感は強まってきています。

 NHKの番組で、TICAD(アフリカ開発会議)に出席するために来日したアメリカのコロンビア大学のジェフリー・サックス教授とビズプラスサンデーの飯田香織キャスターのインタビュー番組を見た人も多いと思います。

 持続的で安定した成長のために日本や世界各国はどのような経済政策を行うべきなのか、そのポイントを整理しました。

 

◇4 政府や中央銀行が市場規制することができるか? 2013/06/06

 政府や中央銀行が、市場を規制することができるかどうか、サックス教授の意見です。

 政府や中央銀行が規制するべきなのは金融機関です。

 日銀がさらに今の金融緩和を推し進めるのであれば、金融緩和によって生じた、有り余りすぎる資金を使って金融機関がギャンブルのようなリスクをとる投資を行う危険があります。そこで金融市場がギャンブル化しないように細心の注意を払う必要があります。

 アメリカで行われた金融分野の規制緩和は、犯罪にすらつながり、あきらかに間違えといえます。先般発生したようなウォール街での出来事が、東京でも起きないことを願っています。


◆ 日本が進むべき方向 2013/06/05

 大胆な金融政策を中心に日本の経済再生を図る「アベノミクス」の成果で、安倍総理の人気も高いです。

 しかし、アジアなどの新興国では、こうした日本の金融政策による円安が通貨高を招き、輸出が伸び悩むなどの影響が出始め、円安への警戒感は強まってきています。

 NHKの番組で、TICAD(アフリカ開発会議)に出席するために来日したアメリカのコロンビア大学のジェフリー・サックス教授とビズプラスサンデーの飯田香織キャスターのインタビュー番組を見た人も多いと思います。

 持続的で安定した成長のために日本や世界各国はどのような経済政策を行うべきなのか、そのポイントを整理しました。

 

◇3 “通貨安競争”は健全策か? 2013/06/05

 韓国・タイなどの新興国は、日本をはじめとする先進国の金融緩和による、通貨高を背景に、最近、相次いで利下げに踏み切りました。こうした“通貨安競争”は、健全なことかどうか、サックス教授は次のように述べています。

 先進国の金融緩和によって生まれた過剰な資金が、こうした国々に流れ込むのは当然のことです。

 資金が流入した国の通貨は上昇します。その結果、その国の中央銀行は金融緩和によって対抗します。このため、世界的な金融緩和が起き、これは世界経済を刺激することになり、よいことです。

 ただ、金融緩和によって通貨の過剰流動性が起きることは、さまざまなバブルを引き起こす可能性があります。

 経済政策の運営の神髄ともいえるように、金融緩和にはある程度、慎重に進めるべきです。

 つまり、一定程度までは健全ですけれども、その後は危険になるということです。

 サックス教授は、境界線を見極めることの難しさを説いています。

◆ 日本が進むべき方向 2013/06/04

 大胆な金融政策を中心に日本の経済再生を図る「アベノミクス」の成果で、安倍総


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■■【経営情報・セミナー案内】 発想のための問題解決技法

2013-06-13 13:18:36 | 【話材】 ビジネス関連

■■【経営情報・セミナー案内】 発想のための問題解決技法



icon30 経営コンサルタント歴35年の経験から、

  ◇ 経営者・管理職の皆様
  ◇ 経営コンサルタントを目指す人
  ◇ プロの経営コンサルタント

の皆様に、時宜に即した情報を毎日お届けしています。


icon22
【今日のブログ】 ←クリック

 本日お届けした、その他の記事が掲載されています。


経営情報


◆「ものづくり小規模事業者等人材育成事業」に係る技術継承支援者を募集を開始しました

 中小企業庁では、ものづくり小規模事業者等の製造現場において中核として働く人材(以下「中核人材」という。)を対象に、技術・技能の継承に必要な能力の習得を支援するために活動いただける、優れた技術・技能を有する指導者(以下「技術継承支援者」という。)を募集を開始しました。

詳しくは、以下サイトをご覧下さい。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2013/0531JinzaiJimuKoubo.htm

◆平成25年度「中小企業技術革新挑戦支援事業」の公募を開始しました

 中小企業庁では、中小企業者が自らの技術力を活用して新たな事業につなげる機会を増やすための探索研究・実証実験(F/S)を実施する「中小企業技術革新挑戦支援事業」の公募を開始しました。なお、本事業を終了した中小企業者は、その成果を基にして各府省における中小企業向け技術開発に応募していただくことが前提条件となります。

詳しくは、以下サイトをご覧下さい。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2013/130520Challange.htm

◆平成24年度補正商店街まちづくり事業の第1次募集の補助事業者を採択しました

 商店街まちづくり事業事務局では、平成24年度補正商店街まちづくり事業の第1次募集について、外部審査委員会での審査を踏まえ、463件の案件を採択しました。

 詳しくは、以下サイトをご覧下さい。
 http://www.chusho.meti.go.jp/shogyo/shogyo/2013/0531SyoMachi.htm

◆海外展開のお悩み「ワンストップ」で解決!

中小機構では、中小企業海外展開ワンストップ相談窓口を設置しています。
ナビダイヤル番号(全国共通) 0570-073-600
受付時間 9:00~17:45(祝日、休日を除く平日のみ)
http://www.smrj.go.jp/keiei/kokusai/063793.html

    出典: e-中小企業ネットマガジン



セミナー案内


■東京:知修塾 ―――■  本日開催

 問題解決手法
 
 IV 発想のための問題解決技法

 経営士補  戸板 武志 氏
 経営士   酒井 闊  氏
 
【コーディネーター】 経営士  酒井 闊 氏
  http://www.jmca.or.jp/meibo/pd/2091.htm?s

■概 要

 知修塾では、コンサルタントとして要求される能力の中でも、主に知識の修得と表現力を養うことを目的としています。

 知識の修得面では、当日のテーマについて、講演テーマと講演テーマ以外のテーマに関し、意見交換を行い、知識を広めていきます。

 統一教材「問題解決手法の知識」を中心に、「問題解決の思考方法、解決技法」をテーマとして採り上げ、問題解決のための「コンサルティング技術」を習得します。講演のテーマは、自分の得意分野や苦手の分野あるいは注力したい分野のテーマ作りを行い、調査・整理して、参加する方々を前にしてプレゼンテーション(報告)を行います。

 参加者は、そのプレゼンテーションの方法・内容に関して議論・討論を通して知識と表現力・実戦力を修得をしてゆきます。

 また、アドバイザー、コーディネーター、をはじめ参加者全員で、当日のテーマの範囲で、講演テーマ以外のテーマについても意見を交わし、知識を広げ、コミュニュケーション力を修得します。

■日 時:平成25年6月13日(木) 19:00~20:45

■会 場:白王ビル2F 大ホール
     東京都文京区後楽2-3-10 白王ビル2F
     http://www.jmca.or.jp/pdf/JMCA_Map.pdf

■受講料:塾員以外の方でも下記受講料で受講できます
     ビジター 2,000円/回
     会員   1,000円/回
     塾員   無料

■対 象:経営コンサルタントに関心ある人
     経営知識を吸収したい人
     人前で話をする技術を習得したい人
     プレゼンテーション技術を習得したい人

■問合せ:日本経営士協会 事務局
>> http://www.jmca.or.jp/toiawase/

●詳細情報
>> http://info.jmca.or.jp/seminar/301/detail/chi20130613.htm



■東京:中小企業経営革新塾 ―――■

 財務指標を理解して経営体質を強化!!!
 ~ 社長!決算書を金融機関に説明できますか! ~
 
 【講師】 経営士・税理士  谷澤 佳彦 氏(日本経営士協会 理事)
  http://www.jmca.or.jp/meibo/pd/1065.htm?s

■概 要

決算書は、社長の経営の成果を表した通知簿・勲章です。この通知簿を読めない
・説明できない社長がいます。

あなたの会社では、税理士に伝票の束を渡し数値を纏めて貰うだけで、経理財務
が完了と思っておりませんか。もしそうであれば、経営者としては失格です。

決算書を読んで、説明できて、将来展望を描ければ、前向きに経営に取り組むこ
とができます。また社長の士気が向上すれば、従業員の士気も向上します。

このゼミナールでは、決算書の概要・財務指標の評価方法についてご紹介すると
ともに、金融機関との融資交渉のための経営指標や交渉術などについて、事例を
交えて分り易く、お話しいたします。

■日 時:平成25年6月19日(水) 18:30~20:45

■会 場:大田区産業プラザPIO 6階 E会議室
>> http://www.pio-ota.jp/plaza/map.html

■参加費:3,000円(当日徴収させていただきます)

■問合せ:俵経営コンサルタント事務所
>> TEL:090-7244-6058  E-Mail:info@consultor.jp

●詳細情報・受講申込み
>> http://www.consultor.jp/infomations.html


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■■【今日の写真】 京都・六波羅蜜寺 平清盛座像

2013-06-13 11:42:48 | 【話材】 ビジネス関連

■■【今日の写真】 京都・六波羅蜜寺 平清盛座像
 
 六波羅蜜寺というと、空也上人が口から「南無阿弥陀仏」の六文字を表す六体の仏像が出ている像を想像する人が多いでしょう。それが空也上人立像です。

 このお寺には、その像くらいしかないものと思って訪れたところ、小さいながらも博物館があります。度重なる兵火をくぐり抜けてきたお寺らしく、鎌倉時代の木像が多数あり、二時間ほどかけてじっくりと拝見しました。



◆ 平清盛座像 鎌倉時代(重要文化財)

 巻物のお経を手に持っている清盛は、これまで持っていた清盛のイメージを払拭するような気品をたたえています。

 写真・MORE ←クリック

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■■ 経営コンサルタントへの依頼のしかたと手順2 企業の道 52

2013-06-13 11:22:02 | 【話材】 ビジネス関連

■■ 経営コンサルタントへの依頼のしかたと手順2 企業の道 52<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

~ 経営コンサルタントを使いこなせない社長は引退せよ ~<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

■5 私流のコンサルティング  通算52<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

 これまで、経営コンサルタントを使いこなすノウハウについて記述してきました。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

 では、経営コンサルタントがどのような業務を提供してくれるのか、筆者のコンサルティング業務を中心に、一部既章と重複する部分もあります、その一端をテーマ別にここでご紹介しましょう。自社で必要なサービスを見つけられたら経営コンサルタントに依頼しやすいでしょう。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

 ここで紹介するのは、筆者の例であって、経営士・コンサルタントによりその手法や内容は千差万別です。筆者の宣伝とみないで、経営士・コンサルタントがどのようなことをやってくれるのかの事例としてみていただけると幸いです。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

■5-1 社長室サービスで総合的コンサルティング<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

 中小・零細企業でも、大企業でも、規模の大小はあってもやらなければならないことは同じです。有能な経営者でも、すべてに通じることは難しいでしょう。それを社員だけで補うことも困難です。たとえ、社員だけでできる状態でも、独善的になっていたり、モレに気がつかなかったりすることが多々あります。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

 社内の人間とは異なる視点で、企業を俯瞰的に見て、経営者に総合的に、適切にアドバイスをするのが「社長室サービス」なのです。大企業の社長室や経営企画室などにする業務をプロの経営コンサルタントが担当します。このサービスには総合的にアドバイスができるように業務がパックになっている上にパック料金が適用されるので費用対効果は抜群です。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

 チーフコンサルタント(担当コンサルタント)が、包括的に企業を担当し、原則として月に1回以上企業とコンタクトをします。テーマに応じて、最適なコンサルタントを選定し、経営者と相談しながら順次コンサルティングを進めていきます。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

 コミュニケーションは、インターネットのTV電話会議の仕組みを採用し、それに関わる運用費用は特別には請求されません。平素は、本社・工場・支店間のコミュニケーションにも使えます。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

◆サービス概要<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

 企業診断・ビジネスドック(年次)<o:p></o:p>

 経営者相談(随時)<o:p></o:p>

 業績分析にもとづくアドバイス(月次)<o:p></o:p>

 役員会などの会議に出席(月次)<o:p></o:p>

 幹部研修・社員研修(随時)<o:p></o:p>

 研究会・研修会に優待割引(対象外もある)<o:p></o:p>

 メーリングリストで日本全国のコンサルタントと交流<o:p></o:p>

 メールマガジンで経営情報提供<o:p></o:p>

 その他<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

【 注 】<o:p></o:p>

 弊著、経営者・管理職のための「発展し続ける企業の“秘密”の道」(グロマコン出版、A5サイズ約60ページ)は1,000円(税/送料込み)でおわけしています。<o:p></o:p>

 申込ページ ←クリック <o:p></o:p>


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■■【カシャリ!一人旅】 長崎県・壱岐 博多港を出る

2013-06-13 08:58:26 | 【話材】 ビジネス関連

■■【カシャリ!一人旅】 長崎県・壱岐 博多港を出る
                         


思い立ったらカシャリ! 皆様にご披露するというより、自分の記録

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                 

 

カシャリ! 一人旅

 
 
 壱岐島(いきのしま)は、九州北方の玄界灘にある南北17km・東西14kmの島である。九州と対馬の中間に位置する。

 周囲には21の属島(有人島4・無人島17)が存在し、まとめて壱岐諸島と呼ぶ。ただし、俗にこの属島をも含めて壱岐島と呼び、壱岐島を壱岐本島と呼ぶこともある。官公庁の定義では「壱岐島」と呼ぶ場合、周囲の属島は含めない。

                   現在は長崎県壱岐市の1市体制で、長崎県では島内に壱岐振興局(旧・壱岐支庁、壱岐地方局)を置いている。また、全域が壱岐対馬国定公園に指定されている。                  (出典:【Wikipedia】)

 平成25(2013)年6月に、西鉄旅行社のバスハイクで一人旅をしてきました。

                   午前9時30分集合ですので、博多駅・福岡銀行前のバス停Eから、博多港第2ターミナルに向かいました。バスは、埠頭近くまで行くルートが、一時間に数本出ているし、埠頭近くまでならさらに本数が多くあります。地下鉄の駅からですと15分くらい歩くのでしょうか。

                   あいにくの雨模様でしたが、郷の浦港まで約2時間半の船旅は大きく揺れることもなく、まずまずでした。

                   壱岐島は、佐賀県の北にあるのですが、長崎県に属します。島民は、福岡との馴染みが深いそうです。
博多港から壱岐までの船旅
雨にかすむ博多港
私が乗船する「きずな号」が
雨にかすむ港に
姿を現しました。
予想以上に大きな船でした。
大きな船を上手に操るモノですね。
名所旧跡 インデックス
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■■小さな親切運動スタートの日【今日は何の日】6月13日

2013-06-13 08:39:43 | 【話材】 ビジネス関連

■■小さな親切運動スタートの日【今日は何の日】6月13日

   

■ 小さな親切運動スタートの日

 6月13日は、「小さな親切運動スタートの日」です。1963年に「小さな親切」運動本部が発足したことを記念しています。

 1963年の東大卒業式で、茅誠司総長が「小さな親切を勇気をもってやってほしい」と言ったことがきっかけとなりました。 “できる親切はみんなでしよう それが社会の習慣となるように”、“人を信じ、人を愛し、人に尽くす”をスローガンに運動が進められています。http://www.kindness.or.jp/

 近年は、親切な行為を行うどころか、人に迷惑をかけることを何とも思わない人が多いように思えます。人に対する思いやりがない以前の問題もありそうです。世の中は自分を中心に廻っていると思っているのか、人が目にとまらないのか・・・・・


 道を横に並んで歩いている人は、他の人が目に入らないのでしょうか。それが迷惑になっていることに気がついているのでしょうか。

「人様の直前を歩くことは失礼になる」と教えてくれたのは、祖母でした。子供の頃、おばあちゃん子であった私の記憶に残っています。


 ちあきなおみの喝采ではないですが「今日もブログを書いています」。親切を押し売りしているつもりはないのですが、ご迷惑でしたらごめんなさい。



■ 【今日は何の日】その他
◇ 善光寺大法要

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■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 6月12日 コンサルティングの手法

2013-06-13 05:53:20 | 【専門業】 コンサルタント・士業成功術

■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 6月12日 コンサルティングの手法



 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

【 注 】
 ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係ありません。


【あらすじ】 【登場人物】 【作者紹介】 ←クリック

 6月12日 コンサルティングの手法

 最近、経営コンサルタントという職業のことを連日考えているような気がする自分に気がついた。でも、それに抵抗感を覚えるわけではなく、そんなときにどういうわけか、先日アポイントなしにやってきた女性経営者を相手にできなかった自分の立場が気になって仕方がない。

 そんな気持ちで、経営コンサルタントのバイブルを開いた。薄い書籍なので、混雑した通勤電車の中でも片手で持てて良い。

 経営コンサルタントと仕事というのは「経営に関する相談・診断・支援・調査・企画・教育訓練並びに関連事項に関し・・・」とある。

 「経営に関する相談」というのは「コンサルティング」という言葉から納得できるけど、経営コンサルタントと中小企業の経営者との出会いは・・・ どんな形で両者が出遭うのか、そのきっかけがよく解らない。

 「診断・支援」ともある。この辺は、どのようなことをやるのか、皆目見当がつかない。

 もっと、もっと、勉強しなければ・・・

 6月11日 クライアント

 梅雨に入ったとは言いながら、雨が平年の三分の一しか降っていないとニュースでお天気おねえさんが話していた。
 昨日は、経営コンサルタントとは雲の上の人・・・ と思いながら不安に思った一日であった。
 また、経営コンサルタントのバイブルを開き、第一章を開いた。昨日は、考え込んでしまって、本を開いたにもかかわらず、一行も読まなかったことを思い出した。いつの間にか、第一節の文章に没頭してしまって、周りの騒音が気にならなくなっていた。
 経営コンサルタントというのは、大企業を相手にすると思っていたが、「中小零細から大企業までの民間企業のみならず、各種組織・団体の経営者・・・」という文字が飛び込んできた。
 これまで仕事で相手にするのが大企業だけだったけど、先日飛び込みできた女性経営者のことを考えると、自分は、何となく大企業を相手にする経営コンサルタントよりは、中小企業のおっさんやおばさん経営者を相手にする方が似合うように思えた。

 6月10日 経営コンサルタントとは

 
経営コンサルティングの心構えが書かれているバイブルとも言える「経営コンサルタントへの“秘密”の道」という本を通勤途上で開いた。最近は、いつも鞄に入れてある。

 トップが「経営コンサルタントとは」という章である。

 三次審査の時に、「経営コンサルタントとは、どのような職業なのかを繰り返し考えることが大切である」ということを審査員の理事長がおっしゃっていたことを思い出した。

 経営コンサルタントというのは、雲の上の人で、経営のことを何でも知っている偉い人かな・・・・・

 そんなことを思っているうちに、終点の東京駅に着いた。会社までの道すがら、「ようやく経営コンサルタントについて常に意識できるようになった」と自分への褒め言葉を心の中でささやいた。

 一方で、先ほど電車の中で考えた「経営コンサルタントとは」の私の答えは正しいのだろうか、と疑問というか、不安を感じた。

 6月9日 経営コンサルタントの視点

 日曜日定例の早朝散歩をしていても、アシスタントコンサルタントの資格が取れたことが何となく誇らしく感じ、自然と胸も張れ、歩幅もいつもより多くなったような気がする。

 午前中は、毎週妻の買い物についていくが、道すがらの店構えや、商店街としての街並みが今までと違って見えてきた。なぜ、この商店街には薬局が何軒もあるのだろうか、しかもこの小さな商店街に同じ系列の薬局が2店舗もある。和菓子や洋菓子も売っているが店構えは和風で何となくミスマッチである。

 ようやくアシスタントコンサルタント資格を取ったばかりというのに、自分の意識が変わってきていることに気がついた。

 6月8日 経営コンサルタントのためのセミナーサイト

 入会関連資料の一つとして「新入会のしおり」という小冊子があった。その中に、セミナー案内のサイトページのURLが記されていた。

 そこを開くと、日本経営士協会が主催する講習会・研修会・講演会の開催予定が並んでいる。

 日本全国各地で開催されている。経理財務関連もあるし、ウェッブマーケティング、経営法務等々、日本経営士協会会員の先生だけではなく、外部講師を招くモノも含まれている。

 秋元が、日本経営士協会は、アメリカの大学のように入会はそれなりの努力で何とかなるが、昇格は結構大変であると言っていたが、これを見ると彼のいう大変さを感じ取れた。

 とりあえず、来週開催される知修塾の申込を済ませた。

 6月7日 入会手続

 昼食を過ぎてから、合格通知に含まれていた送金手続用の書類に基づき、送金手続をした。

 入会金四万円、年会費二万四千円、併せて六万円以上になる。アシスタントコンサルタントの資格が取れ、自分の仕事にも役立つのであれば、高い買い物ではない。ボーナス前の今の時期には財布に厳しいが、妻も気持ちよく納得してくれた。

 送金手続き後、俺もいよいよ経営コンサルタントか~

 大きな声を出したい心境だった。

 ■■「経営コンサルタントへの道」  ←クリック



経営コンサルタントを目指す人の60%が訪問するページ


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経営コンサルタントの独り言

2013-06-13 03:41:39 | 【話材】 老いぼれコンサルタントのひとり言



ブログを更新しました。 『■■【日本経済の読み方】 民間活力でアベノミクスはうまくいくか? 近況のエッセンスをコンパクトに』 http://t.co/0hS0EMOBt0






ブログを更新しました。 『■■【経営コンサルタント道場】 経営コンサルタントとFacebook』 http://t.co/bsFjhWnqTh






ブログを更新しました。 『■■【経営情報・セミナー案内】 地域需要創造型等起業・創業』 http://t.co/EXoxnduXGd






ブログを更新しました。 『■■【今日の写真】京都・六波羅蜜寺 木像 運慶・湛慶座像』 http://t.co/HZHnaR1Vq4






ブログを更新しました。 『■■【経営コンサルタント資格を取ろう】 特別推薦制度の活用で近道 6-5』 http://t.co/AFTwXm9ENE






ブログを更新しました。 『■■【日刊経営マガジン 独善解説】 アベノミクス 戦略市場創造』 http://t.co/SWXf7vQKgR






ブログを更新しました。 『■■【今日は何の日】6月12日 恋人の日』 http://t.co/v8sdvA69wI






■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 6月11日 クライアント http://t.co/ElRKtBJuEn






ブログを更新しました。 『■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 6月11日 クライアント』 http://t.co/s7uYMYB4m1







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