【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 5月13日 徒然なるままに日暮パソコンに向ひて 第一段8 めでたしと見る人
平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。
この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。
日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。
紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。
【 注 】
日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。
■【小説風 傘寿の日記】
私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。
徒然草をベースにした「日暮パソコンに向日て」シリーズは、数年前に部分的に当ブログに投稿しました。
その内容を追補したり、新規に加えたりして参ります。
「徒然草(つれづれぐさ)」は、吉田兼好による随筆集の冒頭の文章です。作者は、兼好であるという明確な証拠はないようです。おそらく大半の方が、何らかの形で、この文章に接しているのではないでしょうか。
徒然草といいますのは、清少納言の『枕草子』、鴨長明の『方丈記』とならび日本三大随筆の一つといわれています。
高校生時代に戻った気分で、また、社会人として人生を歩み、自分の高校時代には理解できなかったり、誤解していたりすることを発見しながら、独断と偏見に満ちた、老いぼれコンサルタントが、我流の解釈を僭越ながらお付けしました。
徒然なるままに、日暮パソコンに向かいて、よしなしごとを、そこはかとなく書き付けてまいります。
お届けも、徒然なるままにアップロードしますので、読者の皆様も、日暮パソコンに向かいて、末永く、徒然にご覧下さるよう、お願いします。
【 注 】 加筆等再編集して、再掲の原稿を含んでいます。
◆第一段その8 めでたしと見る人の
◆08 めでたしと見る人の、心劣りせらるる本性見えたこそ口惜しかるベけれ。品・かたちこそ生まれつきたらめ、心はなどか、賢きより賢きにも移さば移らざらん。
【語彙】
めでたし: 立派な
心劣りせる: 期待したほどではない
口惜し: 残念である、感心できない、同意できない
品: 身分、家柄
かたち: 器量
などか(+否定語): 反語を表す。「移らざらん」が「移らない→移るだろう」
【現代語訳】
第三者の視点で見たときに、立派であると思っていたのに、その思っていたのとは大違いの本性が見えたときは、大変残念なことです。
家柄や顔の善し悪しなどの器量は、生まれつき持ち合わせているもので、それを変えることはできません。しかし、心の内などは、賢い方に変化をさせようと思えば、良い方に変化をしないことはないでしょう。
【ひと言】
男性は、美人に会いますと、「気持ちも優しい、大和撫子」と思いたがる傾向が、多かれ少なかれあるのではないでしょうか。
テレビドラマで、イケメンの役者が、男らしく、強く、たくましい役柄を演じる様子を見ますと、その役者その人も素晴らしいと錯覚しがちです。
マスコミを通じて、「立派な人」とか「信頼できそうな政治家」というイメージが報道されますと、事実、その通りの人柄であると思う人が多いでしょう。
虚像と実像がかけ離れていることが多いのですが、歳を重ねるに従って、虚像を見抜く力がついてきます。
ところが、世の中には、外見は成人であるのに、そうでない人も結構いるようです。そのような「ことな」(「こども+おとな」の造語)といわれます、大人になりきれていなくて内面が子供である成人が散見されます。
兼好が言っていますように、家柄や顔の善し悪しは、生まれ持ってきたもので、変えることは難しいです。(近年は成形技術の向上で可能になってきていますが・・・)
しかし、考え方や知識など、後天的なものは、努力次第で変えることができます。
「他人と過去は変えられない。自分と未来は変えられる」というのは、教育学者エリック・バーンの名言です。
■ 「日暮パソコンに向日て」 バックナンバー
https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/eb88c477696adc4e2e78376c81b7274b
■【今日は何の日】
当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930
【今日は何の日】 5月14日 ■ 岩手水沢駒形祭・ご本尊ご開帳 ■ 憲法記念日 ■ ゴミの日
■【経営コンサルタントの独り言】
その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。
■ インドの健康的な飲み物 513
インド人だけではなく南アジアの人が好む飲み物の一つに「ラッシー」があります。
ラッシーは、いろいろな種類があるようで、私はアメリカにいた時にマンゴーが入ったフルーティなラッシーを飲んだことがあります。
ヨーグルト味のさっぱりした飲み物でした。
ラッシーといってもヨーグルトに近い、とろみのあるものもあるそうで、骨粗鬆症対策などに、乳製品としての良さが大きそうに感じます。
◆ NHKの技術は4K・8Kだけではなさそう 513
5月13日は、国産テレビ試験電波発信の日でした。
NHK放送技術研究所が国産テレビの試験電波発信をはじめた日です。
テレビと言えるかどうかは問題ですが電子式テレビ受像機の開発をしたのは、高柳健次郎氏であることはよく知られています。
毎年、この時期にNHK技術研究所で技術公開をしています。
会場はあまり交通の便が良くないところにありますが、行ってみる価値はあります。
(ドアノブ)
■【老いぼれコンサルタントのブログ】
ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。
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■バックナンバー
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