経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

【日本庭園を知って楽しむ】 2-4 奈良時代の庭園 都市計画の一環で大規模庭園

2024-08-11 17:03:00 | 【カシャリ!一人旅】 日本庭園を知る

 

  【日本庭園を知って楽しむ】 2-4 奈良時代の庭園 都市計画の一環で大規模庭園

 

  若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間に旅をしたのか、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。
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 旅のテーマは寺社や庭園めぐりです。

 日本には「日本庭園」と呼ばれる庭園だけではなく、「イングリッシュガーデン」など、海外の庭園形式をした庭園も多数あります。寺社を訪れたときに、想定していなかったところに、庭園を発見することがあります。
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 下手の横好きで、【カシャリ! ひとり旅】を続けていますが、その一環で訪れた庭園を順次紹介してまいりたいと思います。

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■■2 日本庭園の歴史

 何ごとも、歴史や生い立ちを知りますと、そのものの本質のようなものが見えてくることが多いです。
 庭園も、変化の歴史を知ることにより、知識に幅が出ることもあり、奥深さを見出すことがあります。
 「面白みがない」という思いの方もいらっしゃると思いますが、上述のような理由で、私自身のために記述しておきます。

■ 2-4 奈良時代の庭園
 奈良時代には、都の計画に合わせて大規模な庭園が造られました。自然の形をした池を造り、そこに注ぐ水の流れを川や滝として再現しています。また、石をありのままの形で用いるようになりました。私たちのイメージする「日本庭園」らしさが誕生するのは、この時代からになるといえます。

 以下、重森完途氏の論文をもとにまとめてみました。

 『日本書紀』によれば、推古(すいこ)天皇(在位593~628)のとき蘇我馬子(そがのうまこ)が飛鳥川のほとりに臣下として初めて池泉をつくり島をつくったと記述されていますこのことは当時話題となり、人々は彼を嶋大臣(しまのおとど)とよんだと記されていることからも話題の大きさを推測できます。それはまた、「庭園」に対する関心の高まりともいえます。
 同じ「推古紀」に、庭造りの路子工(みちこのたくみ)が渡来し須弥山(しゅみせん)をつくったという既述もあるそうです。
 法隆寺五重塔の内部に須弥山をかたどったものがあります。『続日本紀(しょくにほんぎ)』に、宮殿の南西に新しく池亭をつくり曲水の宴を催したとも記述があります。
 園城寺(おんじょうじ)園池、薬師寺竜宮池庭を始め、奈良時代になると多くの園池がつくられましたが、残念ながら現存していません。『万葉集』にも当時の数々の池庭が歌われています。
これらの園池は、神池・神島から発展して、庭園としての形をみせ始めたと推察されます。しかし、反面、広大なわりには粗放なものだったと推察されます。庭園としての景観を重視して設計整備された、優美で本格的な庭園が出現してくるのは平安時代に入ってからのようです。

■ 日本を代表する庭園        
      都道府県別 

 

  リスト http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm

 

 



ユーチューブで視る 【カシャリ!庭園めぐりの旅】

写真集は、下記URLよりご覧いただくことができます。

静止画: http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmeisho.htm
映像:  http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm 

【 注 】 映像集と庭園めぐりは、重複した映像が含まれています


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■【経営コンサルタントはかくありたい】1803  不確かな状況下、ベターな判断を限られたリソースで対処

2024-08-11 12:03:00 | 【専門業】 経営コンサルタント成功法

■【経営コンサルタントはかくありたい】1803  不確かな状況下、ベターな判断を限られたリソースで対処

 経営コンサルタント歴40年余、人生の半分を経営コンサルタント業界の、お世話になってきました。

 その恩返しとして、日本最古の経営コンサルタント団体「日本経営士協会」で、会長職を含むなど、役員を長年やらせていただきました。

 若手コンサルタントの育成をライフワークとして、生涯現役の活動を行っています。

 その結果、 「コンサルタントのコンサルタント」と言われるようにもなりました。

 この経験を通して、これから経営コンサルタントを目指す人だけではなく、すでにプロとしてご活躍の先生方に、少しでもお役に立てればと考えて、徒然に書いたものをご紹介します。

 


■ 不確かな状況下、ベターな判断を限られたリソースで対処

 経営コンサルタント業に40年余携わってきて、私が大切にしてきたことを、思いつくまま、徒然に書いています。
 その一つが、経営コンサルタントという職業に、どの様な基本姿勢で取り組むべきかということです。
 さらに、その中の一つが、経営コンサルタントというのは、クライアントさんに気づきを持っていただくことであることは、これまでも機会あるごとにお話してきました。
 クライアントさんの状況については、経営コンサルタントは、初めは門外漢と言っても過言でないほど、よくは知りません。また、経営環境も、日々刻々と変化しています。このように、「不確かな状況や環境の下で、高度な判断を迫られる」という職業です。
 その上、企業はいきものですので、いつ何が発生して状況が変化するかわかりませんので、与えられた時間がたっぷりあるわけでもありません。
 このように経営コンサルタントに与えられたリソースには限度があり、その中で、いかに状況を的確に把握し、分析し、対応策をひねり出すかが課されています。


【コンサルタントとしての対応】

 その具体的な対応策は、いろいろあります。

 私がこれまで、講演会やSNS、著書・論文などでお伝えしてきましたことを参考に、ご判断ください。

 また、今後、このシリーズや他のシリーズでもお届けする内容もヒントになると思います。

■【経営コンサルタントはかくありたい】 バックナンバー ←←クリック

  独断と偏見ではありますが、長年の経験から、経営コンサルタント業界に携わったり、経営コンサルタント業にご興味のある方のために、思いつくまま、徒然に書き記してまいります。


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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 8月10日 鎮国寺8 ぼけ封じ観音・ツツジ苑・山門 仁和寺を総本山とする御室派の別格本山

2024-08-11 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 8月10日 鎮国寺8 ぼけ封じ観音・ツツジ苑・山門 仁和寺を総本山とする御室派の別格本山 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信掻くべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に会社を任せて数年になります。

 老いぼれコンサルタントが日々起こったことや感じたことなどを徒然に記述してゆきます。
   また、毎日のように、私のところに業務報告に来ては、二人で昔話をするのが日課となっています。話し上手な彼は、まるで小説の朗読でもするかのように思い出話をしてくれます。私自身の記録として、それを文字変換して、そのままここに記述してゆきます。

 経営コンサルタントとして「生涯現役」とはいえ、会社の経営とコンサルティングとは異なります。
 私の後任経営者である竹根の部下の中に、かつての私の薫陶を受けたものも多く、彼等は、いまだに私との接触を望んでくれています。嬉というか、ありがたいと思っています。
 彼等は、いくら優秀な経営コンサルタントといえども、時には自分の顧問先のことで悩んだり、方針に困ったりすることがあります。また、逆に、自分の努力で顧問先が元気になったりしますと、それを誇りたいという気持ちもあるのでしょうか、私に同行訪問を希望してくれます。
 彼等から声がかかりますと、私の「お節介焼き精神」がうずき、つい安請け合いをして、「いつの予定かね?」と答えてしまいます。

 ところで「薫陶(くんとう)」という言葉の使い方を間違えてはいけないと思って広辞苑を引いてみました。
 (香をたいてかおりをしみこませ、粘土を焼いて陶器を作りあげる意)
 徳を以て人を感化し、すぐれた人間をつくること。「師の―を受ける」
 どうやら私の使い方は間違えていないようです。
 私が現役時代に、部下に接するときに「薫陶」を意識してきたのです。彼等は皆プロの経営コンサルタントですので、あれやこれやと事細かな指針をだして、厳格に教え込むことはしてきませんでした。あくまで私自身の人間性、それを他の人は「徳」と行ってくれていますが、人間性を重視して教育したり、「共育」したりして来ました。
 行動面だけではなく、精神面も含めてじっくりと教育し、共育私用としてきましたが、彼等から見ると「仕事には厳しい上司だけれど、仕事を離れるやいい親爺さんだ」そうです。そう言われるのが、また、うれしいですね。


◆【カシャリ!ひとり旅】福岡県宗像市 鎮国寺8 ぼけ封じ観音・ツツジ苑・山門 仁和寺を総本山とする御室派の別格本山

 鎮国寺(ちんこくじ)は、福岡県宗像市吉田966にあります、真言宗御室派の総本山、京都の仁和寺の別格本山で、山号は屏風山といいます。
 ご本尊は大日如来、九州西国霊場第三十一番札所、九州八十八か所霊場第八十八結願所番、九州三十六不動霊場第三十四番札所、九州三十三観音(ぼけ封じ)霊場第一番札所です。
 弘法大師(空海)と縁の深いお寺です。
 大師が、第16次遣唐使船で入唐する時に、強い暴風雨に遭遇しました。この時に、海の守護神である宗像大神をはじめ諸仏菩薩に祈誓を込めましたところ、荒れ狂う風波は瞬く間に静まり、無事に唐に着くことができたのです。
 806年に帰国して、まず宗像大社に礼参しました。
 奥の院岩窟に於いて修法を始めますと「この地こそは鎮護国家の根本道場たるべき霊地」というお告げがあり、一棟の建物を立て「屏風山鎮国寺」と号しました。
 入唐前の祈誓の折に、波間に不動明王が現れたことから、現在護摩堂に不動明王立像が安置されています。
 また、宗像三柱の御本地仏として、大日如来、釈迦如来、薬師如来の三尊を刻み、本尊と定められました。(鎮国寺公式サイト及び【Wikipedia】を参照して作成)
  鎮国寺は、宗像大社を訪れた折に、ついでにお寄りしたのですが、「ついで」とは失礼な、立派なお寺さんです。
 宗像大社(辺津宮)から400mのところにあります、つつじの名所です。その季節にはスケジュールを組んで訪問することをお勧めします。私が参拝したのは6月でしたので、つつじはわずかに残っている程度でした。しかし、アジサイは真っ盛りという季節でした。そこへは徒歩で移動しましたが、麦秋も良かったです。


 
 鎮国寺概要
 入口から庫裏
 護摩堂
 本堂 
 大師堂
 奥の院 
 池と庭 
 ボケ封じ観音・ツツジ苑・山門 
 宗像大社 
 名所旧跡インデックス 

■【今日は何の日】
  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
   この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930
  ■【今日は何の日】 8月11日 ■ 前畑秀子金メダル ■ 山の日 山に親しみ、その恩恵に感謝

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

■ 僕の前に道はない、僕の後に道はできる 810
 高村光太郎の詩「道程」の冒頭の部分ですので、多くの方がご存知でしょう。
 中学生の時に、上田敏の「山のあなた」とともに、私が好きになった代表的な詩です。

 1964年東京オリンピックを前にして、高速道路を始め、インフラが突貫工事で行われました。
 その時のインフラが老朽化して問題になっています。
 国交省は、「道の日」に因んで、新たな発表をするかと思いきや、残念ながら自分達が決めた「道の日」であるのにもかかわらず、今ひとつ盛り上がりに欠けました。
 老朽化したインフラがクローズアップされないような忖度があったのでしょうか?

【是非読んでいただきたい関連ブログ】

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/d03158459913a4fb7223febc9db78dfe

 

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 

>> もっと見る


■バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db


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■【今日は何の日】 8月11日 ■ 前畑秀子金メダル ■ 山の日 山に親しみ、その恩恵に感謝

2024-08-11 00:03:00 | 【今日は何の日08月】

 

  【今日は何の日】 8月11日 ■ 前畑秀子金メダル ■ 山の日 山に親しみ、その恩恵に感謝

 一年365日、毎日が何かの日です。

  季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

  これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

  独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

■ 前畑秀子金メダル


 2011年3月11日に発生した東日本大震災から早く立ち上がろうと、日本全国に「がんばれ日本」運動が起きました。


 1936(昭和11)年8月11日、ベルリンオリンピックが開催されました。このことから、すぐにNHKのアナウンサーである河西三省氏の「前畑がんばれ」という連呼を思い出すでしょう。

 女子200m平泳ぎ決勝で、日本の前畑秀子氏が優勝した時の実況中継です。むろん、わたくしもその熱気に・・・ まだ、誕生していませんでした。でも、日本中を沸かせたことは母からも聞いています。

 TPPやFTAと大騒ぎをしていますが、お隣の韓国などは、政府主導で経済成長を続けています。「日本には政治家がいない」という言葉をどなたかが言っていますが、自分達のことしか考えていない、反省のない「政治屋」だけでは政治はできないということです。


■ 山の日 山に親しみ、その恩恵に感謝

 山の日は、2014年(平成26年)に制定されました。

「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことを趣旨としています。山に関する特別な出来事などの明確な由来があるわけではないようです。

 8月は登山にも親しみやすい季節であり、海の日があるのに、山の日がないというようなことを声高に言った人がいるのではないでしょうか。

 8月に祝日がなかったことから、8月の何日でもよいのでしょうが、あみだくじか何かで、この日に制定されたのかもしれません。<笑い>

 2020年(令和2年)は、東京五輪・パラリンピック特措法により、東京オリンピックの閉会式の翌日に当たる8月10日(月曜日)に変更されることになっていましたが、延期となってしまい、幻の祝日になってしまいました。

 

(ドアノブ)

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