経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】 建設業でも経営理念が事業拡大・承継のカギ 3412-4a08

2024-10-08 12:03:00 | 【経営】 成功企業・元気な会社

■【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】 建設業でも経営理念が事業拡大・承継のカギ 3412-4a08    

 経営コンサルタントを半世紀にわたってやってきた経験から、すこしでも皆様のご参考になればとお届けしています。

 成功企業・元気な会社・頑張っている社長】は、皆様から寄せられたり、私が支援したり、見聞したりした企業の事例を紹介していますが、お陰様で、毎回拍手をいただいています。

 また、あなたのクライアント・顧問先やお知り合いの会社で、ここで紹介したい企業・団体等がありましたら、是非ご連絡ください。

■ 建設業でも   経営理念が事業拡大・承継のカギ  3412-4a08
 2004年に徳島県内の注文住宅着工戸数で第1位になって以来、連続で着工数ナンバー1を維持している注文住宅会社がある。H社(徳島県北島町)がそれで、2019年6月期が36億9000万円だった売上高は、22年には50億を超えるまで成長を続けています。県内の新築住宅着工戸数が右肩下がりで減少するなか、コロナ禍以降も着実に業容を拡大している。

 創業者で代表取締役会長CEOのHさんは、もともと住宅業界とは無縁だった。祖父は米・穀物問屋と漬物問屋、父はスーパーマーケットを経営し、Hさん自身も大学卒業後は、父のスーパーに入社して店長も経験した。しかし近隣の人口減少や大手スーパーの進出が相次ぎ、スーパーの閉店を決意。1989年に水処理業の会社を起業し、その後6年間はスーパーと重複して経営した。

 水処理業で起業した理由は、「ステークホルダーに迷惑をかけないよう、しばらくはスーパーと新会社のダブルで経営する必要があったため」とHさん。一人でも兼務で仕事ができること、負担が少ないこと、資本が少なくて済むことーという3つの理由から水処理業を選択した。起業時にはそのほか、大手スポーツメーカーのゴルフ部門の四国代理店や、ソフトウエアメーカーのフロッピーディスク制作、大手電機メーカーの孫請けのカドニカ電池製造業なども検討したという。

 97年にH社に社名を変更して、住宅事業に進出。もともと水処理業で起業した当初から第二創業の必要性を考えていた。幼い時から土地・建物に興味があり、宅地建物取引士の資格を取得していたこと、また将来的に市場そのものは縮小する半面、やり方によっては可能性があると感じていたことが、住宅業界に進出した理由だという。わずか20数年前に進出したにもかかわらず、業容を拡大できたのは、「『正直に王道を行く』という経営理念をはじめ、社訓・社風の維持発展を大切にしてきたことが大きい」と話す。

 Hさんらしいのは、事業承継の在り方にも出ている。現社長のA氏は親戚などの特別な関係はなく、27歳の時に入社した元従業員だ。現在50歳で、2年半前に社長に就任した。「社長をお願いしたのは、経営理念・社訓・社風を一番体現してくれていたから。10年ほど前から想定しており、社長就任を前提に大学院でMBA(経営学修士)を取得してもらった」と語る。

 その次の経営者も7年ほど前から決まっているという。息子は大学院を修了後、日本IBMで3年間勤め、4年半前に入社した。今後、取締役として各業務の経験を積んだ後、2年半後に社長に就任する予定だ。「A社長は取締役として、H社の将来を支えていく中心メンバーとなる。また本人の希望にもよるが、関連会社の社長も兼務してもらう」と話す。さまざまな選択肢から最適解を選んできたHさんは、A氏や後継者候補の息子に続き、今後、第3・第4の経営ができる人材の育成も目指している。

【 コメント 】
 H氏は、家業や父親の会社を継ぎ、社長になるまでの準備を怠っていません。常に一歩先をみながら、スーパーマーケットをフェードアウトしながら、新規事業に参入するという方法を採り、一般的に行う、廃業してから、新規起業するという方法を採りませんでした。
 後継者も、血族に固執せず、信頼できる自分の部下を信じ、大学院に行かせて育成するという方法で事業承継を続けています。そのまた後継者も指名し、事前に心の準備をさせ、経営者としての知識・経験を重ねさせるという、次のステップへの準備を怠っていません。
 「企業は生き物」といわれますが、時代の変化によってはスクラップ・ビルドを敢行せざるを得ません。その読みと準備を平素から行ってこそ、企業を「ゴーキングコンサーン」として永続させることができるのです。

  出典: e-中小企業ネットマガジン掲載承認規定に基づき作成

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 10月7日 ◇ウォーキングに持参する物⑥季節の必需品 ◇日本の推理小説の黎明

2024-10-08 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 10月7日 ◇日本はもはや経済大国ではない ◇ウォーキングに持参する物⑥季節の必需品 ◇日本の推理小説の黎明 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

10月7日

 政府は、前財務省財務官の神田真人・内閣官房参与をアジア開発銀行(ADB)の次期総裁候補に指名しました。11月にかけて投票が行われる総裁選に向けて準備を進めています。ADB総裁は、設立以来日本人が務めてきました。その設立にあたっては、高度経済成長時代の日本の国力が活かされた功績のようなものなのでしょうか。
 しかし、いまや日本のGDPは、ドイツに抜かれ第三位、まもなくインドに抜かれて第四位に陥落するのは時間の問題です。神田氏は、「日本はもはや大国ではない」と断言していますが、政府は、その言葉の重みをどの程度受けとめているのでしょうか。

■【今日のおすすめ】

 【心 de 経営】 徒然なるままに日暮パソコンに向かいて ◆第92段 ある人、弓射ることを習ふに 考えたことと実行力

 徒然草の中でも有名な段の一つです。

 弓を射るときに、次の矢をどうするのか、についてです。

 集中すべきか、将来のための準備をしておくべきか・・・

 早朝ウォーキングは、薄暗い中の出発。

 今朝の早朝ウォーキングで、自分でどの様にやっているのか反復してみました。

◆ウォーキングに持参する物 1321
 旅行をするのには、旅行の七つ道具がありますように、ウォーキングのも、「これは持っていると良い」という物があります。基本的には、持ち物は最低限のものにし、できる限り身軽な形でウォーキングをするようにしています。私自身が、どの様な持ち物を持っているかをご紹介します。

⑥ 季節の必需品
 冬は暗いことも多いですので、懐中電灯があるとよいでしょう。近年は、安価に小型な物を入手でき、しかも輝度も高いですので、万一の時には効果的かも知れません。
 近年は防災グッズがいろいろと出回っていて、懐中電灯も首から提げるタイプやヘッドライト式の物などがあり、ウォーキング中に手を塞ぐことも少ない物がありますので、いろいろと探してみるのも良いかも知れませんね。
 冬は、気温も低いこともありますので、手袋があると良いことが多いです。
 逆に夏は、朝とはいえ紫外線も強い時がありますので、サングラスがあると良いでしょう。最近は、安価の物も多いのですが、UVカットがしっかりしている物がお薦めです。
 その時に注意しなければならないのが、サングラスの色の濃度です。UVカットがしっかりしているサングラスの色の薄いのがお薦めです。濃度が濃いと瞳孔が開き、多くの紫外線を取り入れることになるそうです。せっかく紫外線カットを目論んでいますのに、効果が下がっては意味がありません。

⑦ その他
 ティッシュは、何かの用途に急に必要になることがあります。私は持病がありますので、緊急用のクスリを常時携帯しています。
ひらめき電球

■【今日は何の日】

 当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。 

ひらめき電球

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

◆  日本におけるミステリー小説の始まり 1007 

 ミステリーと言えば、日本のミステリー作家第一号と言っても過言ではない「江戸川乱歩」を連想する人が多いのではないでしょうか。
 子供の頃、少年探偵団で小林少年が活躍する痛快さがなんとも言えませんでした。今日風で言うと、小林少年はコナン君に相当するのでしょうか。
 江戸川乱歩は、ミステリー作家のエドガー・アラン・ポーをもじったものと言うことは事実でしょうが、江戸時代の文筆家に「江戸川散歩」という人がいたと言うことを小耳に挟んだことがあります。ネットで検索したのですがなかなかヒットしません。
 新聞の川柳欄に江戸川散歩という号を使っている人がいますが、なかなか面白い名前だと思っています。因みに「江戸川散歩」をキーワードでネットを検索すると、東京の江戸川に関する散歩記事がたくさんできてきます。
 曖昧検索の恩恵を被ることが多いですが、その機能の為に逆に検索で余計なものまで引っかかってきてしまうようになりましたね。

 江戸川乱歩というのは、正字体では「戸」も「乱」も「歩」も、表記が異なるのですね。まるで「間違い探し」をするようで、文字を拡大してみますと、なるほどと思います。
 とくに「歩」は、拡大しますと直ぐに解りますが、10ポとか12ポイントでは、私のような年齢層では厳しい人が多いのではないでしょうか。

ひらめき電球

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

>> もっと見る

ひらめき電球

■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db
 


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■【今日は何の日】 10月8日 ■骨と関節の日 ■入れ歯感謝デー ■寒露 晩秋から初冬の間の露の候

2024-10-08 00:03:00 | 【今日は何の日10月】

 

  【今日は何の日】 10月8日 ■骨と関節の日 ■入れ歯感謝デー ■寒露 晩秋から初冬の間の露の候

 一年365日、毎日が何かの日です。

  季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

  これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

  独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

 寒露(年により日付が異なる)

 今日は、二十四節気の一つである「寒露」です。太陽の黄経が195度の時で、二十四節気の第17番で「九月節」で、晩秋から初冬の間の露の候です。

 食欲の秋で「甘露」と間違えそうですが、晩秋に始まる草木の葉に、ころころと揺れ、きらきらと光る露のことだそうです。和菓子になりそうな題材ですね。

 寒露は、紅葉の始まりであるとも言われていますが、季節も良くなり、これから秋祭りが各処で始まりますね。

 Wikipediaでは、下記のように記されています。

 現在広まっている定気法では太陽黄経が195度のときで10月8日ごろ。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする。恒気法では冬至から19/24年(約289.15日)後で10月7日ごろ。

 期間としての意味もあり、この日から、次の節気の霜降前日までである。

 二十四節気の一つ。秋分と霜降(そうこう)の間。太陽暦で十月八日ころ。太陽が黄経百九十五度の時。寒露は晩秋から初冬にかけて草木の葉に宿る露のこと。寒気にあたって物象が凍る午前の時節を意味する。寒い地方では、木々の葉が寒露にあたつて紅葉し始める。

 骨と関節の日

 先日古書の日で「古」を「十」と「口」に分解して、重ね合わせて「田」という字となることを紹介しました。

 「十」と「八」を組み合わせるとカタカナの「ホ」になります。「骨」の「ホ」の字になることから、10月8日が「骨と関節の日」に日本整形外科学会より1994(平成6)年に制定されました。

 入れ歯感謝デー

 10月8日の語呂合わせで「い(1)れ(0)ば(8)」になることから「イレバデー」が、全国保険医団体連合会が1992(平成4)年に制定しました。また、「入れ歯感謝デー」として日本歯科技工士会が2005(平成17)年に制定しました。

 骨も歯もカルシュームが共通しています。関節の軟骨がすり減ると関節症になってしまいます。女性に多いようですが股関節症で悩んでいる人は多いようです。

【Wikipedia】 変形性股関節症

 変形性股関節症(へんけいせいこかんせつしょう、osteoarthritisofhip)は、関節軟骨の変性・磨耗によって、近傍の骨の変形・破壊や関節滑膜の炎症が起き、疼痛や運動障害からADL障害をきたす股関節疾患である。

 重度になると人口股関節を入れることになりますが、その手術は大工さん並の道具を使っての作業となるほどの大変なことです。日本の技術は遅れていると言われていましたが、近年はその技術と材料の進歩もめざましく、かつては10年しか持たなかったのが、15年、20年と持続できるようになって来ました。

 そのために、外見では股関節症であることがわからない人も多くなってきました。金属製の部品を使うことから、空港の金属探知機ではブザーが鳴ってしまいます。外国では、別室に入れられてチェックをされることもあります。手術をした人は、レントゲン写真の縮小コピーを手放せない様です。それを見せても偽造かも知れないので信用されないことも多いようです。

 また、困ることとして歩道の傾斜です。上り坂、下り坂よりは、左右方向の傾斜です。人口股関節が入っている為に必ずしも左右の脚の長さが等しいとは限りません。左右の傾斜は、股関節に大きな負荷がかかるのです。

 正常な人にはわからない苦しみを持っているわけで、正常な人はもっと障害を持つ人に立場を理解して、言動に配慮が必要です。

 【今日は何の日】その他

◇ 円明国師降誕(総持寺)

(ドアノブ)

趣味・旅行のブログ

 


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