【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月22日 ◇失敗ではなく経験 ◇コンサルタントになるには? ◇「さん」づけ呼称と民主性 ◇京都五山
平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。
この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。
日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。
紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。
【 注 】
日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。
■【小説風 傘寿の日記】
私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。
9月22日(日)
家の中にありが入ってきて、朝からありと格闘です。
あり駆除剤を買いにドラッグストアへ。
置き型タイプとスプレータイプがあり、その両方を入手。
置き型タイプを早速置いたところ、数分後に1匹が入り込みました。
15分ほどして、覗いてみましたところ、5~6匹が入っています。
1時間後に見たら、中に置いてある餌を巣に運び込んでいるようで、その様子に驚き。
効果は解りませんが、ありの数は減ってきたように見えます。
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■【今日のおすすめ】
【小説】竹根好助の経営コンサルタント起業5章 中小企業を育てる 9 北野原社長の辛口トーク
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定例のミーティングの後の雑談で、スマホのラインの話がでました。
知人から来たメッセージに返信したら、「その様なラインは送っていない」と返事が返ってきたそうです。
では、だれが、そのメッセージを送ってきたのか、ミステリー
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【心 de 経営】 徒然なるままに日暮パソコンに向かいて 第79段 何事も入りたたぬ 知ったかぶり
徒然なるままに日暮パソコンに向ひて、戯言をつぶやいています。
徒然草から、学び取ることがあるような気がして、高校生であった頃以来ですが、再び紐解いています。
https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/eb88c477696adc4e2e78376c81b7274b
本日は、以前のこの欄でご紹介した第79段です。
しばしば、コンサルタント・士業を対象としたセミナーなどで、私が話題にする段です。
お読みになった方も多いのではないでしょうか。
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【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】3-03 機略縦横 難しい経営理論は有益か? 臨機応変に、自在に適切な策略を巡らす
多くの経営者・管理職やビジネスパーソンはよく勉強するようです。
その結果、「頭でっかちな経営管理」をしている企業が多く見受けられます。
「機略縦横」
自社を見直すことも必要かも知れませんね。
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今日のオンライン・ミニ・セミナーでは、次のようなお話をしました。
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■ 「言葉の魔術師」から学ぶ 失敗ではなく経験なのだ
新聞を見ていましたら「言葉の魔術師」といわれる歌人の故塚本秀雄氏の語録についての記事を見つけました。
10+10+10+10+10+10+10+10+10+10
(-10)×(-10)×(-10)×(-10)×(-10)×(-10)×(-10)×(-10)×(-10)×(-10)
「答は同じでも、正を積み重ねた100には陰影がないのだ」
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(-10)というのは、人生における失敗を意味するのでしょう。
人間は、失敗を通して成長するということを塚本氏はおっしゃりたいのです。
成功している人達でもその陰では、失敗やそれから来る中傷、絶望、悔し涙等々を経験していると思います。
栄光の陰に、その様な失敗(-10の積み重ね)の積み重ねがあるのです。
私のような凡人に、失敗があって当然、それを失敗としてすませてしまっていては成長はありません。
「失敗ではなく経験なのだ」と捉えるべきと教えられたことがあります。
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■1-03 「さん」づけ呼称と民主性 A705
近年、企業において、役職名ではなく、「さん」付けをすることにより民主性を表現する企業が多くなりました。
福沢諭吉翁が「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」とおっしゃったことは有名であり、人間性を重視する観点からも、上司も部下も、皆人間であることには変わりがありません。
この視点からみても、社長以下の全社員が「さん付け」で呼び合うことは、民主的な人間関係を作る上において必要なことでしょう。
しかし、視点を変えてみてみましょう。
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日本で最も早くに設立された経営コンサルタント団体であります、日本経営士協会では、会員同士を「さん付け」ではなく、「先生」という呼称を付けて呼び合っています。
本来、人間性を重視したコンサルティングをするためには、自分達自らが民主的な関係であることを表明するために、「さん付け」にすべきところです。ところが、同協会の伝統として、「先生」呼称が定着しています。
同協会は、「経営士・経営士補」という資格付与団体です。ところが、経験の浅い資格取得者は、「まだ、経験も浅いので、先生と呼ばれるほどのものではありませんので、先生と呼ばないでください」と言います。
一方で、経営コンサルタントとしての資格取得は、コンサルティング実践経験の浅い人にとりましては、中小企業診断士より難関な試験に合格した人達です。日本経営士協会というブランドを背負っているのですが、プライドを持ってよいはずです。また、プライドを正しく認識することにより、その資格のイメージも高まります。
自分では謙遜して「先生と呼ばれるほどの実績はありません」と言うことは、日本経営士協会の権威を低めることに繋がりかねません。
そこで、「先生」と呼び合うことにより、プライドを持ち、自分自身の責任を持った言動を採るという意識付けをするためにも「先生呼称」は、効果があるのです。
すなわち、先生という呼称により、協会会員としてのプライドを持たせ、さらなる成長を自認させることに繋がることから、伝統的にこの様なことを行っているのです。
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これは、経営コンサルタント団体という、「意識付け」ということを目的とした、特殊な組織におけるお話です。
一方で、経営コンサルタントとして企業を訪れた時に感ずることの一つが、「組織で動く」ということができていない企業が多いことです。
組織を活かした動きになっていないという背景には、「組織で動く」、すなわち、組織力を活かすということを理解できていないで、その発想がない企業が多いのです。
その様な企業で、「民主的だから、“さん付け”で呼び合おう」ということは、正しいやり方なのでしょうか。
組織的な動きをしている企業というのは、目標が明確で、その目標に向かって、全社員の言動のベクトルがおおむね揃っています。ところが、そうでない企業では、まず、組織で動くということを意識付けするために、「管理とは何か」「管理職とは何を、どの様にする人か」というようなことを、体に染み込ませることが必要です。
その一環として、管理職を、役職名で、たとえば「課長」とか「○○部長」というように呼ばせて、組織とは何かを意識付けさせることが必要なのです。
多くの方が、そこまでする必要があるのか、それで効果があるのかと懸念されますが、「組織で動く」というような抽象的なことを、経営管理の基本として認識させるためには必要なことなのです。
ものごとは、一面的に見るのではなく、多面的に見ることにより、それまでとは異なる適正性・不適正性がみえてきます。
■【今日は何の日】
当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。
【今日は何の日】 9月23日 ■ 世界初の発見!! はやぶさ2が「液体の水」を運んできた ■ 万年筆の日 良さが見直されている
■【経営コンサルタントの独り言】
その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。
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◆ コンサルタントになるには? 922
一口にコンサルタントといいましても色々な先生がいらっしゃいます。
コンサルタントといいますと「経営コンサルタント」をイメージする方が多いと思います。
コンサルタントの分類はいろいろな考え方がありますが、資格という視点で分類しますと、次のような先生がいらっしゃいます。
経営コンサルタント、中小企業診断士、経営士、公認会計士、税理士、弁理士、弁護士、司法書士、行政書士、社会保険労務士、技術士、IT関連、ISO関連、リスクマネジメント関連、プロジェクトマネジメント関連
また、多くの方が「経営コンサルタントの資格=中小企業診断士」と思い込まれていると思います。
ところが、経営コンサルタントの国家資格を制度化するにはいろいろないきさつがあり、経営コンサルタントには他の国家資格のように中小企業支援法に基づく書類作成代行などを除き、いわゆる「コンサルティング」には「職業独占」という制度の適用がありません。
これには、二つの意味合いがあります。
税務業務は、税理士でないと他の人の税理業務を行うことはできません。これを職業独占といいます。
すなわち、コンサルティングという業務をするのには国家資格がなくてもできると言うことです。
他の意味合いは、職業独占がないので、資格を持っていなくてもコンサルティングという仕事をすることができると言うことです。
今日では、中小企業診断士と経営士の二つが主流となっています。
後者の「経営士」資格を付与するのが、内閣府の管轄で法人化しました「日本経営士協会」です。
日本経営士協会は、ご存知かと思いますが、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。
経営士は、すでに70年以上もの永きにわたって、日本の経済を支えてきた職業の一つです。
因みに中小企業診断士は、経営士より10年以上も遅れて誕生しました。
中小企業診断士制度ができた頃は、日本経営士協会の会員が中小企業診断士(当時は「中小企業診断員」と呼ばれる)の育成に寄与してきました。
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私は、かねてより「マルチライセンス」ということを更新にアドバイスをしてきました。
経営士資格を取るだけではなく、中小企業診断士や社労士など国家資格もとるべきです。
それにより、仕事の間口が広がるからです。
コンサルタントにもいろいろな道があるのですね。
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◆知らないと怖い紫外線
テレビを見ていたら、紫外線対策の間違いについて解説していました。知っているのと知らないのとでは大きく異なります。聞きかじりですが、簡単にまとめてみました。
◇ 紫外線は悪玉? 善玉?
紫外線は、光のスペクトルにおいて紫色の外側にあることからこの名前がつけられたことはよく知られています。いろいろな化学的な作用が大きいので「化学線」とも呼ばれます。
紫外線は、真夏の問題であって、いまの季節はあまり心配ないと考えている人が多いようです。
対策を充分に図らないと皮膚や目への影響はよく知られています。免疫系へ急性もしくは慢性の疾患を引き起こす可能あるようです。なぜ、紫外線がこのように人間にとって好ましくない作用をするのかというと、たんぱく質を変性させることに起因するそうです。皮膚に紫外線が照射されるとコラーゲン繊維を痛め、皮膚の加齢化を促進させてしまいます。
3月頃から徐々に紫外線が増え、4月には警戒量に達し、5月は真夏には及ばないまでも充分な予防策を講じないと夏と同じようなダメージを受けてしまいます。梅雨明けをピークに9月、近年は10月まで警戒期間が広がっているとも言われています。
「にっぱち」といって2月と8月は景気が落ち込むと言うことがよく言われます。このように季節によって同じような形で変動するのが、企業経営でも窺えます。例えば、売上高を月別集計するとほぼ例年一定のパターンになります。これを「季節指数」とか「季節変動指数」と言います。
売上計画など、年度計画を立案するときに季節指数を導入すると月次売上計画に対する達成率を合理的にはかることができ、営業パーソンの管理に利用することができます。(利用方法は当ブログのマーケティング講座で取り上げ予定)
紫外線も季節指数を持っています。この際、紫外線の教えを受けて、自社の季節変動指数の観点で見直しをしてはどうでしょうか。
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◇ 誤解されているサングラスの濃淡
「紫外線」について当ブログで紹介しましたところ、「季節指数という知識としては当たり前のことを忘れていました」というコメントをいただきました。「当たり前のことが当たり前にできる企業作り」を標榜している私にとっては大変うれしいコメントでした。
太陽が発する紫外線には、UVA、UVB、UVCという波長によって3分類でき、の紫外線が含まれているが、そのうちUVAとUVBはオゾン層を通って地表にまで届いてしまいます。
これがくせ者で、特に眼にとってはUVBが悪いそうです。白内障になることがよく言われますが、そのほかにも雪山ではサングラスがつきものと言われるように「雪眼」と山男仲間でいわれる雪眼炎は急性作用があるだけに怖いです。
ガラスは、紫外線をあまり通さないことがよく知られています。サングラスは、さらに特殊材料をコーティングするなどしてUVカットを行っています。石英ガラスは、それそのものがUVカットになりますが、プラスチックのサングラスや窓ガラスは、フッ素化合物を使ったコーティングやフィルムを使ったりします。
昔は、偏光サングラスでUVカットをしていましたが、不便がありました。昔のデジタルカメラというのは、ファインダー部分にいまのように液晶を使っておらず、小型のブラウン管が使われていました。そのために、縦フレームで撮影しようとしますと、走査線方向と直角になると画像が全然見えなくなってしまいます。縦フレームで写真を撮るときには、一々サングラスをはずさないととれないという煩わしさがありました。
また紫外線は、反射光にも含まれるので正面からの光だけではなく下や斜めからの反射光にも気をつけなければなりません。紫外線を使った利用機器を使うときや雪山などでは、ゴーグル状の眼鏡をかけるのはこのためです。
以前、当ブログでも書きましたが、サングラスの色の濃さも誤解をしている人が結構います。色が濃いサングラスをかけると瞳孔が開いてしまい、かえって紫外線を取り込む量が増えてしまうからです。ちなみに色はグリーン系よりは黄色系の方が目には良いそうです。
何ごとにも欠点があるということを経営上でも知っておくべきです。濃すぎるサングラスは、過保護の欠陥があります。厳しく鍛えることにより人は育つとも言われます。
とはいえ、「過ぎたるは及ばざるがごとし」という格言を忘れてはいけません。
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◇ ワイシャツは紫外線を反射するか?
紫外線について、「季節指数」と「色」について書いて来ましたが、この辺のことは私でも知っていることです。賢明なる読者の皆さんも「今更ブログに書くほどのことでもなかろう」と思われた方が多いと思います。
実は、これから書くことは、テレビで紫外線の番組を見るまでは私は知りませんでした。
「着る物と色」による紫外線対策です。中東で女性が黒い色のチャドルを身にまとうことはよく知られています。なぜ砂漠の暑い地域で黒色のチャドルを纏うかというと、紫外線対策効果があるからと思い込んでいました。
■【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業
竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
■【老いぼれコンサルタントのブログ】
ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。
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