【経営コンサルタントのひとり言】 立秋と風鈴 風流と無粋
■ 立秋と風鈴 風流と無粋
夏の風物詩のひとつに風鈴があります。
ガラス製が多いですが、南部風鈴のような鉄製のものもあり、いろいろな音色を奏でてくれます。
涼やかさが伝わってきます。
風鈴を鳴らすために、中央に吊り下げられたものを「舌(ぜつ)」といい、そこに短冊を吊り下げます。
それが見た目にも一層美しさを醸し出してくれます。
そこに火箸や備長炭を吊り下げたものを子供の頃見た記憶があります。
風鈴本体の音とともに、火箸や備長炭の音がハーモナイズして、これまた、独特な味わいがあります。
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子供の頃、立秋を過ぎたら風鈴は下げる(しまう)ものだと教えられました。
しかし、立秋が過ぎて一か月にもなるというのに、近所の風鈴はいまだに”無粋”な音を立てています。