■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】2月4週 経営コンサルタントとしての今後 0222
【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。
経営コンサルタント起業日記を読むポイント
日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンです。産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。
最近、部長とぶつかることが多い竹根である。商社の限界を感じたり、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさがわかってきたり、ついにはヘッドハンターからコンタクトがあったりと揺れ動く竹根。サラリーマンを辞めるのでしょうか、それとも、別な道があるのでしょうか。
迷った挙げ句、部長に退職願を提出した。心機一転してコンサルティング・ファーム竹之下経営に入社したが、戸惑うばかりである。こんなことも体験・・・
【 注】 日記から週記へ
2013年11月24日から、日記ではなく「週記」になりました。週のうちに数回新規記事をアップロードします。また、逐次部分改訂をしますので、引き続き毎日ご覧下さると幸いです。
【注】
ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係ありません。
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2015年2月4週 経営コンサルタントとしての今後 0222
■ 早朝散歩 150241
先週は、結局、例のワンちゃんに一度も会えなかった。ビーフジャーキーの手持ち在庫が少なくなったので、先週末に近所のドラッグストアに行って購入した。ジャーキーと言っても小さい犬用、成犬用、老犬用など、いくつかに別れている。当然、老犬用のジャーキーを購入した。
今朝は、古い物と新しい物両方を持ってきた。老犬に逢えることを来してきたのであるが、彼(彼女?)のすみかが取り払われてしまっていた。
彼の住居跡が、周囲より白く残っているだけであった。住居の時より、その白さの範囲が狭いように見えた。名も知らぬ、姿を消した老犬のために、合掌をしたが、止めどもなく涙が流れた。
■ セント光学 150242
アメリカの知り合いの紹介もあり、顕微鏡の対物と接眼レンズの見本注文が入った。イギリスのビジネスとともに、短期間に実績が上がり、私の存在感を示すことができた。社員も、その実績を評価してくれはじめた。
セント光学は、商品ラインが狭すぎるので、新商品開発にも力を入れ、商品によっては、親会社を通さずに国内販売も考えたい。
新商品として、LED照明装置組み込みの顕微鏡や、液晶ディスプレイやプロジェクターに接続できる顕微鏡ヘッドの開発も急ぎ、顕微鏡関連商品・サービスの充実をはかりたい。
また、現在は、小中高向けが中心であるが、大学や小さな研究室向けの高級顕微鏡や対物レンズもフラットフィールド(高視野焦点)化をするなどで、これまで手を出せなかった分野にまで広げたいと、私の夢を語った。短期間に、顕微鏡のことをよく勉強したと、社長が喜んでくれ、セント光学のコンサルティングに自信のようなものがわいてきた。
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お勧め書籍 「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」今井信行著 秀和システム
「小説 新米経営コンサルタント竹根の起業日記」にも、しばしば登場する「クリティカル・シンキング」であるが、経営コンサルタントのみならず、ビジネスパーソン、学生、家庭の主婦など誰にも通じて必要なスキルを図解を中心にやさしく解説している。
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■【主な登場人物・会社団体】
◇ 愛コンサルタント
日本経営士協会理事長である愛氏が経営する会社。愛氏は経営コンサルタント歴四十年の大ベテラン
◇ 日本経営士協会 経営コンサルタント業界で最初にできた資格付与・育成の団体。首都圏で「知修塾」という若手コンサルタント育成講座を毎月開催している。
◇ 笹本 日本経営士協会知修塾コーディネーター
◇ 秋元 商社マン、竹根の大学時代からの親友。教育学部で数学を専攻