現在開催されている全米オープンはついに第2週に突入しましたが、日本人では大坂と錦織が2回戦突破までを前回書きました。
グランドスラムで第2週まで残る、つまり3回戦を突破することがテニス選手は一つの夢のようです。
大坂の3回戦は33位の選手と当りましたが、ゲームが始まると大坂の一方的な展開となりました。大坂の鋭いショットやコーナーを突く早いショットに対応できず、1セットは6-0で大坂が取りました。
2セットに入ってもこの流れは変わらず、解説者も1ゲーム取れば流れが変わると相手を応援するようになりました。それでも大坂の好調は続き何とこのセットも6-0で取りました。3回戦で1ゲームも与えず勝つというのはかなり珍しいことです。
同じコートで次の試合が錦織の3回戦で、13シードのシュワルツマンとの対戦となりました。この選手は170センチと小柄なのですが、とにかくフットワークがよく厳しいコースでもコートに返す力を持っています。
錦織はこの動きにやや手こずりましたが、1セットを6-4でとり、2セットも6-4で取ったのですが、3セットは相手の動きが上回り5-7で取られてしまいました。4セットはさすがのシュワルツマンも疲れたかやや動きが悪くなり、錦織が6-1でとり大阪に続いてベスト16入りを果たしました。
4回戦は錦織の試合が先になりましたが、相手は若手筆頭のズベレフを破ったコールシュライバーとなりました。錦織とコールシュライバーは何度も対戦しており、友人のようですが、錦織が圧倒するゲームとなりました。
1セット、2セットを6-3、6-2でとり、安心して見ていられる展開でした。3セットはややもつれましたが、最後に錦織が底力を出し7-5で準々決勝進出です。
次が大坂の試合でしたが、20位のサバレンカとの20歳対決となりました。ゲーム始まって驚いたのは、サバレンカのストロークのスピードが大坂より速いのです。女子の若手はこういった強打で打ち勝つ人が増えているようです。
それでも大坂はこういった速いボールを得意としていますし、強打するとやはりミスも増えますので、1セットは6-3で大坂が取りました。しかし2セットはサバレンカが戦法を変え、強弱をうまく組み合わせて来るようになりました。これに大坂が対応できず、2-6で取られてしまいました。
ファイナルセットもこの流れが変わらず、先にリードされた段階では、私も負けたと思いました。それでもここから大阪の強打が復活し、何とか追いつきました。サバレンカも緊張してきたのかサーブが入らなくなり、なんとマッチポイントを相手のダブルフォルトで取るという珍しい形で6-4で勝利しました。
これでグランドスラムで男女が共にベスト8、準々決勝進出という快挙を成し遂げたのです。大坂は試合終了後ベンチで泣いていましたが、苦しい戦いに勝ったというより、夢であった準々決勝進出ができた喜びだったようです。
グランドスラムで第2週まで残る、つまり3回戦を突破することがテニス選手は一つの夢のようです。
大坂の3回戦は33位の選手と当りましたが、ゲームが始まると大坂の一方的な展開となりました。大坂の鋭いショットやコーナーを突く早いショットに対応できず、1セットは6-0で大坂が取りました。
2セットに入ってもこの流れは変わらず、解説者も1ゲーム取れば流れが変わると相手を応援するようになりました。それでも大坂の好調は続き何とこのセットも6-0で取りました。3回戦で1ゲームも与えず勝つというのはかなり珍しいことです。
同じコートで次の試合が錦織の3回戦で、13シードのシュワルツマンとの対戦となりました。この選手は170センチと小柄なのですが、とにかくフットワークがよく厳しいコースでもコートに返す力を持っています。
錦織はこの動きにやや手こずりましたが、1セットを6-4でとり、2セットも6-4で取ったのですが、3セットは相手の動きが上回り5-7で取られてしまいました。4セットはさすがのシュワルツマンも疲れたかやや動きが悪くなり、錦織が6-1でとり大阪に続いてベスト16入りを果たしました。
4回戦は錦織の試合が先になりましたが、相手は若手筆頭のズベレフを破ったコールシュライバーとなりました。錦織とコールシュライバーは何度も対戦しており、友人のようですが、錦織が圧倒するゲームとなりました。
1セット、2セットを6-3、6-2でとり、安心して見ていられる展開でした。3セットはややもつれましたが、最後に錦織が底力を出し7-5で準々決勝進出です。
次が大坂の試合でしたが、20位のサバレンカとの20歳対決となりました。ゲーム始まって驚いたのは、サバレンカのストロークのスピードが大坂より速いのです。女子の若手はこういった強打で打ち勝つ人が増えているようです。
それでも大坂はこういった速いボールを得意としていますし、強打するとやはりミスも増えますので、1セットは6-3で大坂が取りました。しかし2セットはサバレンカが戦法を変え、強弱をうまく組み合わせて来るようになりました。これに大坂が対応できず、2-6で取られてしまいました。
ファイナルセットもこの流れが変わらず、先にリードされた段階では、私も負けたと思いました。それでもここから大阪の強打が復活し、何とか追いつきました。サバレンカも緊張してきたのかサーブが入らなくなり、なんとマッチポイントを相手のダブルフォルトで取るという珍しい形で6-4で勝利しました。
これでグランドスラムで男女が共にベスト8、準々決勝進出という快挙を成し遂げたのです。大坂は試合終了後ベンチで泣いていましたが、苦しい戦いに勝ったというより、夢であった準々決勝進出ができた喜びだったようです。