今年最後のグランドスラムである全米オープンもベスト8が出そろいいよいよ佳境に入ってきました。
錦織と大坂という二人がともにここまで残ったという楽しい大会になりましたので、この準々決勝の結果を書いてみます。準々決勝は大坂の試合が日本時間の午前1時で次が錦織というスケジュールでしたので、録画してゆっくり見ました。
大坂の相手は36位、29歳のベテランツレンコとの対戦となりました。この選手は今まで見たこともなかったのですが、第2シードの選手を破る等活躍しているようです。
試合が始まると余り強い選手という感じがしませんでした。サーブが良い選手のようですがあまり入らず、バックショットが得意といってもそれほど厳しいショットになっていません。明らかに大坂が一枚上手でいきなり3-0とリードしました。
今日の大坂は80%ぐらいの力で打っているようだという解説でしたが、それでも確実にポイントを重ね、6-1で1セットを取りました。2セットに入ってもこの流れは変わらず、終わってみれば6-1の圧勝で1時間かからずに終了しました。これで自身初のベスト4ですが、今回の大坂はまだまだ期待できそうです。
錦織の相手は同世代の第7シードチリッチとなりました。これまで何度も対戦していますが、チリッチやや有利という感じでした。
試合が始まるとほぼ互角の戦いですが、サーブ力やストロークの安定性がややチリッチが上回り、1セットは2-6で取られてしまいました。それでも2セットに入ると、錦織のサーブもやや良くなり、チリッチのちょっとしたミスにつけ込んで6-4で取ることができました。
3セットは本当に一進一退の接戦となりタイブレークにもつれ込みました。互いにミスをしないようにという展開でしたが、ややチリッチが消極的になったのか2本のダブルフォルトを犯しこれを錦織がとり1歩リードしました。
4セットは選手が一番疲れを感じる時間帯といいますが、錦織が惜しいチャンスを逃し、4-6でチリッチとなりファイナルセットにもつれ込みました。ここで錦織が息を吹き返し、2度のブレークに成功し6-4でとり4時間を超える死闘を制しました。
これで錦織は2014年全米決勝のリベンジを果たしたことになります。今年の全米は高温だけでなく高い湿度でリタイアする選手も出ていましたが、錦織は長時間よく頑張りました。この試合を見ていると怪我前の強い錦織が帰ってきた感じを強めることができました。
しかしこのように男女そろってベスト4というのは、初めての快挙でこれから厳しい戦いが待っていますが、二人の活躍をまだ楽しめることになりました。
錦織と大坂という二人がともにここまで残ったという楽しい大会になりましたので、この準々決勝の結果を書いてみます。準々決勝は大坂の試合が日本時間の午前1時で次が錦織というスケジュールでしたので、録画してゆっくり見ました。
大坂の相手は36位、29歳のベテランツレンコとの対戦となりました。この選手は今まで見たこともなかったのですが、第2シードの選手を破る等活躍しているようです。
試合が始まると余り強い選手という感じがしませんでした。サーブが良い選手のようですがあまり入らず、バックショットが得意といってもそれほど厳しいショットになっていません。明らかに大坂が一枚上手でいきなり3-0とリードしました。
今日の大坂は80%ぐらいの力で打っているようだという解説でしたが、それでも確実にポイントを重ね、6-1で1セットを取りました。2セットに入ってもこの流れは変わらず、終わってみれば6-1の圧勝で1時間かからずに終了しました。これで自身初のベスト4ですが、今回の大坂はまだまだ期待できそうです。
錦織の相手は同世代の第7シードチリッチとなりました。これまで何度も対戦していますが、チリッチやや有利という感じでした。
試合が始まるとほぼ互角の戦いですが、サーブ力やストロークの安定性がややチリッチが上回り、1セットは2-6で取られてしまいました。それでも2セットに入ると、錦織のサーブもやや良くなり、チリッチのちょっとしたミスにつけ込んで6-4で取ることができました。
3セットは本当に一進一退の接戦となりタイブレークにもつれ込みました。互いにミスをしないようにという展開でしたが、ややチリッチが消極的になったのか2本のダブルフォルトを犯しこれを錦織がとり1歩リードしました。
4セットは選手が一番疲れを感じる時間帯といいますが、錦織が惜しいチャンスを逃し、4-6でチリッチとなりファイナルセットにもつれ込みました。ここで錦織が息を吹き返し、2度のブレークに成功し6-4でとり4時間を超える死闘を制しました。
これで錦織は2014年全米決勝のリベンジを果たしたことになります。今年の全米は高温だけでなく高い湿度でリタイアする選手も出ていましたが、錦織は長時間よく頑張りました。この試合を見ていると怪我前の強い錦織が帰ってきた感じを強めることができました。
しかしこのように男女そろってベスト4というのは、初めての快挙でこれから厳しい戦いが待っていますが、二人の活躍をまだ楽しめることになりました。